2008年01月13日(日) バイク乗りのうた。旋回中。

今日ずっと自分と対話してた。

「俺はなんでバイクがすきなんだろう?」

って。
自分で否定して、自分でそれを肯定してみた。
そんな頭の中の会話。


「なんでバイクに乗るの?」

「楽しいからさ」

「冬寒いやん」

「そうやね」

「ならなんで乗るの?」

「寒いからって乗らんってわけじゃないわさ」

「でも寒いやん」

「まぁそうやね」

「何で乗るの?」

「いや、そりゃ好きやからやわさ」

「何が楽しいの?」

「走り回るのが楽しい」

「走り回るとどんなところが楽しいの?」

「早く移動できるやん。燃費も車よりええし」

「雨降ったら動けないやん」

「雨の時は車やわさ」

「でも好きなんやろ?」

「雨の日に乗るとバイクが傷むからかわいそうやもん」

「なるほど」

「そこは納得なんや」


「危ないやん。事故ったりしたら。」

「そうやねぇ」

「危ないよ」

「わかっとるよ」

「危ないからね」

「何が危ないの?」

「事故したら危ないやん」

「車だって電車だって飛行機だって事故する可能性はあるやろ」

「バイクはむき出しやん」

「なら自転車ならいいのか?」

「自転車はそんなスピードでやへん!」

「自転車がダンプにはねられるかもしれへんやん」

「それはそうやけど」

「自転車乗るときにヘルメットするか?」

「あんましやへんね」

「そやろ。」

「うん・・・。でも車より危ないやん。なんで車じゃあかんの?」

「タイヤ4つあるやん」

「2つならええの?」

「またがりたいの」

「なんでまたがりたいの?」

「知らんわさ!好きやから!」

「なんで好きなん?」

「走るのが気持ちええから」

「車も電車も走るやん」

「タイヤ2つやないやろ」

「なんでタイヤ2つがええの?」

「だからまたがりたいからやん!」

「・・・」

「タイヤ2つで早くてまたがりたいの!そやから好きなの!」

「・・・。」

「分かった?」

「冬、寒いやん。」

「そら寒いよ。」

「寒いやん。」

「うん、寒いよ。」

「なんで乗るの?寒いやん」

「俺スキー嫌いなんさ」

「・・・?」

「俺、スキー嫌いなんさ って言うた」

「それは分かるよ。でも話、関係ないやん」

「お前はスキー好きか?」

「うん。」

「俺はきらいやねん」

「うん。。」

「なんで?」

「寒いからや」

「!!!」

「お前、寒くても好きなんやろ。」

「・・・・。」

「スキーで遭難したりとか雪崩とかあるけど、
 お前好きなんやろ?わざわざ雪降るとこいきたいんやろ?」

「・・・」

「寒くても、好きなんさ、バイクが」

「・・・。」

「危なくても好きなんさ。」

「もう知らん。」

「そうか。」

「かってにしな!」

「はいよ、勝手にしますよ」


 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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