初日 最新 目次 MAIL HOME


あるこのつれづれ野球日記
あるこ
MAIL
HOME

2005年12月31日(土)
よっさん、私もがんばるっ


 M−1の余韻冷めやらぬあるこです。昨今は、ブログブームで、スポーツ選手だけではなく、多くのお笑い芸人が自らの日常や思っていることを書き綴っています。

 最近知ったのは、ブラックマヨネーズ・吉田さんのブログ(というか日記)。2003年から続けていて、最初からずっと読むと、人間的に弱い部分と強い部分が見え隠れして、彼は顔で損しているけど、ホントはかっこいいし、かわいい(年上の男性に対して失礼なのかもしれないけど)人だと思った。初期から中盤の日記内容は、言葉は悪いけど、荒んでいて、「どうせ売れてないし」とか、「もっと褒めてや」とか、「誰もコメント書いてくれへんし、もうやめる。バイバイ」とか、ひどいときは「俺だってうつ病だろう」とか「睡眠薬なんて買ったら、よからぬ事に使ってしまいそう」とか、「明日なんてこなくていい」とまで発展する。同じ時期、私もここにそんな感じのことを書いていた。ジメジメと。だから、ちょっとホッとした。吉田さんほどの人でも、こんなこと考えてたんだ。私、一人じゃないんだ、みたいな。

 失礼ながら、「あなたは、私かっ」と思うことが書かれていた。それは、「阪神が勝っても、俺が1円の得もないけど、色々学ばせてもらった」という感じのこと。あのタイガースフィーバーのときに、そんなことを考えてた人はそう多くないと思う。私もよくこの思考に陥るのだ。

 でも、月日が経つにつれ、そのジメジメは身を潜めていった。特に、去年(2005)のM−1準決勝前日の日記がかっこ良すぎた。心にグッと迫ってきた。最初から通して日記を読んだら、彼がM−1で優勝するのも納得だなと思える。ブラックマヨネーズがM−1で勝っても、私には1円の得もないけど、今、毎日をいい感じですごさせてもらっている。こんな気持ちで、2005年を終えることを非常に嬉しく思う。

 日記初期、吉田さんは、読者に向けて、「いつか、よっさん(吉田さんのこと)にもそんな時期あったんや。私もがんばろう!と思わしてあげたい。」というメッセージを残している。夢は持ち続けている限り、叶う。私もがんばろうと思う。