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2006年01月13日(金) ■ |
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ロコドル |
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三十路に入って、アイドル好きが密かに再燃している。小学校のとき、おニャン子クラブとか好きで、ビデオ持ってたもんなあ。初めて買ったレコード(!)は、うしろ指さされ組の「象さんのスキャンティー」だったし…。でも、キャーキャー言うタイプの好きではない。CDを買ったり、彼らのプライベートを知りたいとは思わない。自分も彼らサイドにいたいという願望、妄想のネタとして好きなのだ。もしかしたら、ジャケットのデザインや衣装、ヘアースタイル、振り付け、化粧などを含めて好きなのかもしれない。お笑い芸人から楽しさと刺激をもらうような感じで、アイドルからも楽しさを刺激をもらっていることに、最近気づいた。そんなわけで、今日も会社の帰りにCD屋さんに行って、ジャケットやPV見ていたら、帰れなくなってしまった。
ネットサーフィンをしていて知った世界。それが、ロコドル。ローカルアイドルのことで、東京ではなく、他の地方都市を拠点に活動するアイドルのことを指すそうだ。地方発アイドルとか、地方限定アイドルなどと呼ばれる。その存在の意義はそれぞれで、地元も活性化のために地元団体が作ったものから、タレント養成所が作ったものまで、多種多様にわたっている。アイドル好きなのに、知らなかった…。気になって速攻で、あちこちのロコドルのHPを見てまわった。どうやら私は、“地方の○○”に弱いようだ。
もしも男に生まれたら野球をしただろうか?と考えることは、よくあった。でも、もしも男に生まれたら野球を観ただろうかと考えたことはなかった。女=野球は見るもの、男=野球はやるものという古くさい考えが潜在意識の中にあったのかもしれない。答えは、否。特に高校野球なんてなおさらだ。口では、「高校生のやる野球なんて、ダサい」などと言いながらホントは、彼らのように輝けない自分から逃げたくて、後ろめたくて、見れなくなると思う。今、私が高校野球を観ることができているのは、きっと女だから。
そうなると、男の私は何にハマるか? それは、前述したロコドルかもしれないと思う。言葉は悪いけど、元々マイナー指向(野球はメジャーだけど)があるから、普通にテレビのリモコンのスイッチを押せばお目にかかれるアイドルには興味を持たないと思う。アイドルの追っかけ=オタクってわけじゃないけど、男の自分はA−BOYになる可能性が高いと思う。性格上。今の私が野球を観るために遠くへ行くように、「今日はこのロコドル。明日のあのロコドル」とばかりに、電車で遠くまでいきまくるんだろう。 そして、今の自分と同じように、「こんなにがんばっても、相手はアイドルだし、報われないなあ」「こんなこと続けて、自分に何の徳があるんだろう。虚しい…」などとこぼしながら続けていくんだろう。男であろうが、女であろうが、私は私だ。
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