paranoia kiss
    

母と過ごす時間は
非常に早く過ぎ、
自分だけのものにならないもどかしさを感じる。

まるで、付き合い始めの恋人たちのように。
別の家に戻らなければいけない煩わしさ。

---
そして、君のお母さんは対照的で。
いつも怒られてばかりである。

ありったけの気遣いをしても、
裏目裏目に出るようだ。

---
表と裏
凹と凸
良と悪
切なさ
虚しさ

そんなものを知らなかった頃。
純粋に生きていたような気がする。

100%悪いということもなければ、
100%うまくいくこともない。
そんなことを知ったのはいつからだろう。

それでも、昨日より今日が、
そして明日がほんの少しでも
幸せになるように。

夢の儚さも知ってしまったけれど、
夢を持ち続ける。

昨日よりちょっぴり幸せになれればいいんだ。

だから終わったことはもういいよ。

2006年12月20日(水)



My追加
Skin by yukie