2024年12月29日(日)

オレは柔軟剤が嫌いだ

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　オレは柔軟剤の匂いが大嫌いである。ダウニーなんかの匂いがすると気分が悪くなる。すれ違うだけでも嫌な気分になるし、そういう匂いのきついセーターを着てる人は絶対にオレの車に乗せたくない。

　しかし、妻も母もオレの家族は全員平気なのである。その結果、バスタオルがきっつい香りになっていて、カラダを拭けなくなる。下手にそういうので拭いたら全身の皮膚が真っ赤になってしまう。そういう柔軟剤は香りだけではなく実際に肌にも害があるのだ。

　それなのに世の中には鼻が馬鹿な人が多く、平気でそういう香害を振りまいているのである。本当に迷惑である。オレが電車やバスが苦手なのは、必ずそういう匂いをまき散らす馬鹿が一車両に何人か乗っているからだ。タバコのきつい臭いと同様に、オレはそういう人とは絶対に同席したくないのである。

　どうして鼻がおかしい人が多いのか。香水を馬鹿みたいに付けているやつ、風呂に何日入っていないのかというくらいに汗臭いやつ、化粧がやたら濃い女もいやだ。デパートの化粧品売り場にはオレは入ることもできない。匂いのキツさで倒れてしまうからである。

　一度オレの母が勝手にバスタオルやオレの下着を柔軟剤を使って選択したことがある。オレは「なんでこんなよけいなことするんだ！」と烈火のごとく怒り狂った。母は「もらったから使わないともったいと思って」と言ったので、「そんなもん使う方が迷惑やろ」と即座に捨てさせた。我が家に一切こういうものは存在させてはならない！と妻にも告げた。そんなオレはモラハラ夫だろうか？　オレはその匂いを嗅ぐと激しい頭痛に襲われるのである。もはやこれはオレの生存権を賭けた戦いなのである。

　オレはここに宣言する。もしも人と会った時に相手が香水や柔軟剤のきっつい匂いをさせていれば、それがどんなに自分にとって重要な相手であっても即座に会見を中止して二度と会わない。化粧がきつくて匂いがひどい女も同様だ。オレは容姿には少ししかこだわらないから女性がオレと会うときはノーメイクで来てくれ。どうしても素顔に自信がないというときは仮面を付けてくればいい。

オレはキャバクラやガールズバーというところには行ったことがないのだが、もしも行けば化粧の匂いに圧倒されて気を失うだろう。だからこれからも行かないのである。