前略
尊き今を信じかけ 心にこめた一言 花束を私に頂戴 世界にたったひとつだけの 君の気持ちと共に 望遠鏡を覗けば そこにいる
月夜の晩に ふと感じたぬくもりと 暖かなオレンジ色の太陽 今は暗闇にただ あけくれるだけ 何を得ようか 何を問おうか 必要はない ただ 金色の月をみつめている
儚き時を気づかされ 瞳にうつる「本当」 厳しさを私に頂戴 遠くの景色知りたいだけ そんな気持ちに迷う 珊瑚礁を覗けば ここにある
ためいきひとつ 理屈じゃない優しさに 涼やかな雨水色の海底 今はクレナイにただ 浅はかな夢 君に言おうか 君に聞こうか 必要はない ただ 神風も吹かない今を知る
何を得ようか 何を問おうか 必要なない ただ 金色の月をみつめている
そう ただ 金色の月をみつめている・・・
草々
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