甘えた関係

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2002年01月10日(木)
生体模倣技術

民法と英語の試験が終わったあとの帰り道、バスのなかでぐっすり。
幸いおかしくなっちゃった人には遭わなかったからいいけれど。
起きたら、自宅前のバス停を過ぎていて、カナメくんち前だったので、これはもういくしかないですーって思って、カナメくんちに行くことにした。
昨日たっぷり眠っていたのと、今日の試験科目が二つとも出来ていたので、すっかり年齢が下がっていたのかもしれない。
日向を選んでぽてぽてと歩きながら、ぐるぐると下らないコトばかり思っていた。
例えば、
カナメくんはここに24歳のとき(同棲してた前彼女と別れたときから)から住んでいるワケで、バス停3コ分離れていただけなのに、1年近く互い知らなかったんだよなぁそれってすごくない?
とか。
いや当たり前だって。
起きて行く場所も買い物のスーパーも違うんだし歩く道も渡る交差点も歩道橋も違うんだし美容院も本屋も違うんだし、なーんも接点ないんだし。
寝ぼけアタマはどうもいけない。
「運命」持ち出す恋愛は大嫌いです。
出たら、別れる。
ま、とにかく、着いて開けて入ったものの、とーぜんだれもいないわけでー。
5分くらい部屋のなかを何を触るでもなくウロウロしたあと、夕方まで眠っちゃおって思って、ベッドに横になった。
起きたら、翌日。
11日の10時過ぎ。
とーぜんだれもいないわけでー。
「へ?」
起き上がった瞬間に、手になんか違和感、そして、
クシャ
っていう音。
紙を握らされていることに気づいた。
開いたら、カナメくん直筆イジメ文。
目線を移動したら、卓上には、カナメくん作成朝食。
ソーセージいりのオムレツにサラダにくるみパン。
『玉子は好きな人間にはいるかなぁ。』
と、前言っていて、オムレツに何かはいっているのは自分で作るときは食べたことがない、と、以前あたしがごはんを披露したときに言ったくせに。
てゆか、朝、一人のとき、こんなきちんとしたの、今、多忙なくせに、作っているワケないでしょ。
サラダ?ソーセージ入り?はい?
きちーんとラップされた朝ごはんを眺めて、そう思った。
とりあえず、もう一度イジメ文読んじゃおっと思って、読んだら、さっき読んだときに気づかなかった個所があったのに気づいた。
『追記:この手紙に気づいてください。帰ったら部屋に読まれないまま落ちていたっていうのだけは回避したい。』
だから、不手際なコトをしたんだから、あたし、ご機嫌になるの禁止。
オフロにトイレに冷蔵庫に洗濯機に窓に机にパソコンに、あといろいろなところに、一枚一枚番号ふって、イジメ文を直筆で書いて、セロハンテープで貼った。
んでもって、玄関のとこに、
<全部で15枚あるから。>
って書いたのを貼って、
玄関のドアに、コブシで一発。痛かった。
カナメ宅を出た。
そこまでしなくても、て言うの、禁止。

□ごはん
朝:なし
昼:りんごジュース
夜:なし

■音楽・本・映画
・なし

□明日の予定
・おべんきょ、と、仕返し。

■メル
・おかーさんから、
<今どこにいるの?>
というメールが5通ほど。

□会話
・とくになし

■睡眠時間
・18時間
16時から11日の10時まで。
試験一段落したからって、安心し過ぎです、あたし。

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