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恋する研究所*
りう
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2005年09月12日(月)
lucky or not?

電話かけて、出なかったとしても、
それで折り返し電話がこなくても、
後悔しないこと。
せめて、1週間は我慢。

そんなわけのわからない覚悟をして、タクくんに電話をかけた。

仕事中かもしれないから、出なくてもそれほど気にしなかった。

ふと、気になってケータイを見たら電車に乗ってた時に彼からかかってきてた。
何で気付かないの! バイブにしてたのに! 私のばか!
まだ電車に乗らなくてはならず、すぐに電話できなかったけど、
駅からの帰りに我慢しきれずに電話。
今度は出てくれた。
彼はもう家に帰ってて、後ろから何か音楽っぽいのが聞えてくる。

サーフィンの話。
仕事の話。
誕生日の話。

「まだ家に着かない?」

「もうちょっと」

「じゃあ着くまで喋っててやるよ」

「えー。いいよ、今すぐ切る」

「ああ、いいよ。バイバイ」

「嘘! ヤダ」

「冗談だよ(笑)」

それでも、いずれは家に着いてしまい…。
玄関の前って言うと、切るよってなって、思わず「やだ。だめ」って。
けど、「じゃあもう少し」なんて甘い言葉はなく「俺だって風呂とか入らなきゃいけないし」って。
社会人になると変なトコで現実主義というか…。
学生だったら、どうだったの? と言われても困るけど…。
けど、次いつ会う? とか言い出して、話せる時間をのばす自分。
必死です。
そんな小手先の小細工、彼にもバレバレだろうな。
彼はお互いが予定を入れて、その上で時間が合ったらって気持ちみたい。
だから私にも予定入れていいよって。
私だって彼のために全部空けられるわけじゃない。

良いニュースと悪いニュースがあるから、今度会った時話すねと言った。
そしたら、やっぱり気にされちゃって…。
良いニュースは良いだろうけど、悪いのはどう悪いか気になるって。

そして、その場で言うつもりはなかったんだけど、





↑ポチお願いします。

その前から、
「引かない?」
「嫌いにならない?」
「イヤにならない?」
って何度も聞いて…。
でも、ちゃんと言って良かった。
「引いた」「嫌いになった」「元々嫌いだった」って、いじめられたけど。
冗談キツイね、って彼も言って、私もキツイって素直に言った。
だけど、彼的には、私に散々訂正されたからクセがついちゃったって。
でもね。
嘘よりは本当のことを言った方が良いって思ったから。
前よりも今の方が嬉しいもん。
ホント、でも嫌われたり幻滅されてないか心配。

「じゃあ、引いてなかったら、今度会った時抱き締めてくれる?」

甘えモード発動! 
言ってることと思ってることが違うね。
何で甘えちゃうんだろ。
ダメになるって分かってんのにな。

「いいよ。良いけど、りうちゃん、抱き締めた後は何するかわかんないよ?」

「えー。平気だよ。大丈夫」

何が平気なのか分からないけど、努めて平静な態度で言ったら、
「平気って…」って言われてしまった。
何を根拠にって感じなんだろうね。
だから。

「だってさー。この前、"変なことしないなら会わない"って言うからー…」

と言い訳がましく言ってみた。
わりと、そういうことは気にする性質なので。

「りうちゃんがそういうことしたいなら会おうかなって」

「えー」

「したくないの?」

「したいよ。そんなの言わさないでよ! ばか!(笑)」

という変な会話に。
まあそれもこれも全部、冗談ですけどね。

でも、「本気で好きになりそうだからしないで」って思うんだよね。
それで断れないかなあ?(笑)
火のついた野獣には無理か。


無情にも電話は終わってしまった。
だけど、今回、分かったことがある。
電話をかければ、ちゃんと応えてくれるってこと。
それって、幸せなことだと思う。



今頃になって、というか何と言うか、ワイン男からメールがきた。
どうやら彼は私と遊ぶっぽい。
ん〜英語話す練習になればいいかなあ。
私の気持ちはもう、タクくんでいっぱいだからね。
(あ。言い切った)


エンピツ