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恋する研究所*
りう
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2005年09月18日(日)
ピリオド

そろそろ過去にピリオドを打ちたいと思って。

思い立って、ハルくんの住んでいるとこまでこっそり行ってきた。
彼が仕事でいない日、いない時間を狙って。

彼がまだそこに住んでいるかどうか、分からないけど、確かめたいと思って。

久し振りの電車に、最寄り駅にちょっとドキドキ。
冒険するみたいな胸の高鳴りと不安。
あの頃工事中だった駅前の道は、半分綺麗に舗装されていた。
何故かいつもよりも人通りが多い、と思ったら、近くで夜祭をやっているらしい。
本当は日が落ちる前に来ようと思ったのに、着いたら暗くなってしまった。
だけど、ちょこっとアパートの周りを見るだけだし、そんなに時間はかからない。
少し遠回りしながら、彼のアパートのとこまで来た。
玄関のドアの周りも、何も変わってない。
ドアの上にあるガラスから、部屋が真っ暗なのが分かって、
誰もいないって分かってたけど、本当にいないなってちょっと安心。
いない時を狙ってみたけど、もしかして彼がいたり、新しい彼女がいたりしたら、困るもの。
懐かしいなあーって思いながら、何をするわけでもなく、暫くそこにただ立って。
たった、4ヶ月近く前のことだけれど、その前までここに来てたんだなって。
母校に遊びに来たような気分(笑)。
まだ、ポストも、外に出しっぱなしの家具なんかもあって、まだ住んでるんだなって思った。
その後に待ち合わせもあったから、すぐにその場を離れた。
何か、残そうかなって初めは考えてたけど、何も残さずに。
来るときは気付かなかったけど、アパートの入り口付近に新しいポストが取り付けられてた。
そこには、彼の苗字。


引っ越すとか何だかんだ言って、まだ仕事をしてここに住んでるんだね。


それだけ分かって、良かった。
そのまま私は彼の住んでるところを後にした。
帰り道、すれ違った男の人2人組みのうちの一人が、凄い訛りの標準語を喋ってて、
何となくハルくんみたいで懐かしくなった(笑)。
もしかしたら、彼の友達だったりして?(違)


***


そして待ち合わせへ。
かえだとまたいきつけのバーへ行って、タクくんのことを聞いてもらうため。

とりあえず、オーナーに今週は週明けに電話した後、一切連絡してないことを言ったら。

「まだ引くのは早すぎ!」

とのことで。
でも、私が向こうが予定を合わせようとしないって愚痴ったら、

「自由人なんだね」

って。
予定入れたくない人なんだって。
そういう見方もあるのかと思ったけど。
私の腹の虫がおさまるはずもなく、ですよ。
そしたらオーナーが、

「時間とかは決めずに○日空いてる? 時間は何時でもいいからって感じで誘ってみたら?」

とアドバイス。
あー、そういう誘い方は知らなかったなあ。
今度やってみよ。
後は、メールとか電話のテクを教えてもらったり。
何か、ホントにオーナーは私の話に興味を持ってくれていて、
「また話して」って言われてしまった。
私もこんなに気のいい人は久し振りで、また来週来ますって言っちゃった。

とりあえず。
メールでも何でも、連絡してないのはマズイってことが分かったので。
帰りに他愛もない内容のメールを送っておいた。
返事を求めないメールなんだけど。
でも、返ってきてほしなーというのはわがままでしょうか。





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