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恋する研究所*
りう
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2005年10月26日(水)
新しい存在。

本当は25日付けの日記に書きたかったんですが、
長くなりそうだったのでこっちに書きます。





↑ぽちっと押すとコメントが変わります。


日記を書いている時、あんなに不安って言ってたけど、帰り道にふと気付いたのね。
「そんなことが目標じゃない」って。
不安になって、セージくんに頼ったり彼に不安を打ち消してもらうのじゃなくて、
今は二人の楽しい時間を持ったり、私が彼を焦らす(笑)ことが今の目標というか…。
(目標という言い方が良いか悪いかわかりませんが…)
そう気付いて、けっこう気が楽になりました。

この気付きがあるか、ないか、私の中ではスゴク大きなこと。
だって、ひきずる時は3日でも4日でもひきずってるもん。


ちょっとすっきりした気分で帰ってる途中、セージくんからメールがきた。
全然、他愛もない内容なんだけど(だから逆に返事に困る)、これで安心してて。
さっきまでの不安はどこへやら〜。ホント、現金です。

何度かメールを往復させて、暫くメールこないな〜って思ってたら、
案の定セージくんからのがセンターで足止めされてました(笑)。
途中の駅が物凄く電波悪いんだよね。場所によって、圏外だったり…。
自分の部屋で考えつつ打ってたら、


早く帰れたけど、ヒマすぎる〜〜〜〜〜。
今日、上司とケンカしたー。

向こうからメールがきてしまった。
実際は絵文字とかも入ってて、ホント、ヒマそうな感じ(笑)。
しかし、脈絡のない文のつくりだよね。(って、そんなことつっこんでもしょうがないけど)

何か愚痴とかあったら言ってね。聞くくらいならいつでも出来るから。

そこからちょっと話が逸れて。
で、何となく、電話したくなっちゃったのね。
だけど、今月の電話時間は既に普段の倍以上なので…。

ホントは電話したいけど我慢する(>_<)

って、メールしたら、

何か俺たち付き合ってるみたいだよね

エ? …何、これ。

えー。付き合ってるんじゃないの?!

って、冗談だけど(笑)。


付き合ってるみたいなもんでしょ。

最初は冗談で返せた私も、冗談じゃ返せず…。

え、何。どうしたの、急に。

「そうだねーらぶらぶだねー」とか返しても良かったのかもしれないけど、
怖くなって引いてしまった。

なんとなく

何なの、その「なんとなく」って!
というかですね。
ホントに付き合う気があるのかどうか、分からないからね。
そう思って、ついやってしまいました。
電話。
「ちょっとだけね」って始めつつ。(てゆっか、ちょっとは電話してこい (゚Д゚))
それで、付き合ってるみたいなもんって何なのって話で、
でも彼も付き合うって正直良くわからねえって言って。
確かに、彼の言うように、セックスしてても付き合ってない人達もいるし、
同じように付き合ってる人達もいる。
私だって、ハルくんとそうなってたけど、実際は私が彼を好きだったし複雑で分からない。

だから、要は気持ちの問題なんじゃないかと、私は言った。
好きなら付き合ってる。
そうでないなら違う。
そこの差はそれに集約されると言っても過言じゃないと思うし、
たった一箇所なんだけれどとても重要なところだから。

そこで。
私から打ってでたわけですよ。

「付き合ってるみたいじゃなくて、付き合うにはどうしたらいいの?」

そしたら彼は

「少しは好きになってくれてるの?」

みたいなことを言ってきたので、

「好きじゃなきゃこの前も会わないし、メールもしないし、電話もしない」


あながち嘘ではないですよ。(ちょっと言いすぎた感はありますが)
きっとあの日、あんな遅い時間には会ってないだろうし。
たかだか2時間あるかないかのためだけに、
わざわざ時間かけて準備しないし、コンタクトも新しいの開けなかっただろうし。
(コンタクトはね、終わってたからしょうがなかったんだけど)
何より君に会う時間確保しないよ?
そのためにソッコーでシャワー済まして、メイクは電車の中でしたんだもん。
普段なら2時間とかかけるところを、ものの1時間足らずで終わらせたんだよ?
好きじゃなきゃしないでしょ。会いたくなきゃしないでしょ。

そんなことは言いませんでしたが、
最初の頃ハルくんのことで電話やメールを渋ってたのは確かだもん。
それが今じゃね、待ってるくらいですから。
鈍感な私だって、わかります。
それと、彼から気になるとか彼女候補とか色々言われて、モテない私がほだされた感はたっぷりありますが(笑)。

で、気になることを一つ聞いてみた。


「長い付き合いの女友達とかいるのに、何で私なの?」


「だって、そいつらとはバカやるだけだよ。別に、何ていうか、その中でそういう風になろうとは思わない」


それなら私にもわかるところはある。
私と元バイト仲間(こうくんとかシンくんとか)の中で、基本的にそうなろうとは思ってない。
シンくんはまだ別って思ってるとこあるけど(おいおい)、他の人(タカシとか)は友達というより、本当に『仲間』だから。

「それで、クラブ行って、行ったら私がいた、ってこと。彼女も1年くらいいないし?」


「そう」

なあんか、動機が不純じゃないような気もしなくもない。


「でもさ、私、一目ぼれされるような顔立ちでもないし、長く一緒にいたわけでもなかったじゃん」


「えー? 何時間一緒にいたと思ってんの?」


「えーと。30分くらい…?」


「違うよ」


「うそー。だけどさ! 3時間も4時間も一緒にいたわけじゃなかったでしょ?」


「1時間は一緒にいたよ」


「…そうだったっけ? 覚えてないや」


「眠くて覚えてないんだ?」


「んー、うん。でも、たった1時間で何でそう思うの?」


「話して楽しかったから」


…。
…私、あの時すでにハルくんのこと思い出してて、機嫌悪かったんだけど?
超そっけなかったはずですけど?
その後一人になりたくて、君を振り払ってフロアに戻ったし?(確信犯)

そんななのに、楽しかった、ですか。
それって良いことなのかなあ。


でもね、ハルくんのことずーっと忘れられなくて、もがいて、自棄になって、悪いことして、
傷ついて、葛藤して、ぶつかってって、崩れて、それでもどこかで淡い期待を抱いたままで。
男の人が信じられない、怖い、好きになれないかもしれないって不安を抱いてて。
そんな時にセージくんと出会ったのには、何か意味があると思う。
それに、人と人とが惹かれるのには、何か理由があるはず。
それを生かすも殺すも私次第。


「俺だって、ヒマだ退屈だって女にメールしないよ。言ったとしたって、男友達だし。だから、こんな俺で良ければ…」


今、考えるとセージくんはスゴク告白モードなんだけど。
その時は自分でいっぱいいっぱいで。
彼を信じていいのか
付き合うって返事しちゃっていいのか
そこで思いとどまるのは傷つきたくないからだけど。

私はこんな子だけど、いいの?
っていっぱい聞いて、彼の意見を聞いて。
細かいところは忘れちゃったけど、
最後には「お願いします」って言ってました。


でね。一番嬉しいって思ったのが、

「長く付き合っていけたらいいね」

って言ってくれたこと。
私も、そのつもりです。
もっとお互いのこと分かりたいって思ってる。
セージくんなら、話そうって気持ち持ってるし、歩み寄れるし、話も聞いてくれる。
それに、何でも言ってくれるから。
だからケンカしたとしても、納得いく解決方法が出ると思うんだよね。

あ〜。でも、告られたとかはもう聞きたくないかも!!
本人いわく、良くあるらしいので。
断ったって言われてもへこむもん…。
私は正直、何でモテるのかわからんのですが…顔でないことは確か。
あれだろうな、雰囲気とかオーラみたいなもの?
何となく一緒にいて楽しいとか、面白いとかリラックスできるっていう
雰囲気を感じさせる人なんだと思う。
多分ね、相談とかしてたら、一緒にいてほしいって思っちゃうんだろうなー。
何でもずばっと思ったこと言っちゃうから、冷たいとか思われることもあるだろうけど、
生半可な優しさはかけないと思うのね。
だから、叱ってほしい女の子からは魅力的なのかも(笑)。


だからといって、何も不安がないわけじゃない。
ハルくんとのこと、タクくんとかのことがフラッシュバックしない保証はないし、
まだ男の人の性欲に対する恐怖もなくなってない。
セージくんの仕事が忙しくなって、連絡取れなくなったらどうするかとか、
社会人になってから初めての彼女らしいので今以上に時間がなくなることは彼も心配していて。

大丈夫だとは言い切れないこともあるんだけど…。


「いざとなったら、俺のとこ泊まってそこから会社行けばいいじゃん」


…それはどうかな。
どうしようもなくなったらね。
でもね、そうやって気遣ってくれるというか、努力してくれることが嬉しかったりします。
また、彼を通してハルくんのことを考え直してしまうこともあるかもしれないけど…。
ちゃんと見返してやりたいからね!
ハルくんと付き合ってた時思えなかった、幸せって思ってやるもん。


その他、彼の住んでるとこは壁が薄すぎて問題があったり、
そんなにたくさん使えるお金があるわけでもないのでホテルばっかりも無理だし、
とかいう問題があります(笑)。
やっぱり、セージくんはエロかった。
一ヶ月くらい待ってって言ってみたんだけど、頑張るけど無理かもって。
ま、それはいいんだけど。
やっぱ、付き合うとなるとそういう類の問題というか…ね…出てくるわけで。
私は前と違って、その辺にあまり乗り気ではないんだけど…。
キスまでは平気かもしれないけど、それ以上はどうなっちゃうかわかんない。
特に本番の時が一番怖いから。
拒否してしまう可能性もなきにしもあらずです。

あと、セックスは出来なくても口でフェラはしてほしいらしく。
私はするの苦手だし、気分次第だし、好きでもしないこと多いから、
「できる?」って言われた時に返事を渋ってしまって。
嘘つけない。
できるよなんて安請け合いして、いざとなってダメだったらお互い傷つくじゃん。
「無理ならしなくていいから」
って言ってくれたけど、多分本音はしてほしいんだろうなって思って。
だけど、いいよって言い切れない自分が嫌で。
黙ってたら、
「何でへこむんだよ〜。へこむことないよ」
って言ってくれました。


でもね、ホント、ちょっとした、当たり前のことなんだけどそれが嬉しいの。
今度の祝日の日も会うかーって話しになってたんだけど、
お母さんに買い物に行きたいから車で連れてってって言っちゃってて。
けど、多少無理してでも会いたい気持ちがあって、
これから年末になっていつ会えるか分かんなくなるから。


「いいよ。会おうよ。時間合わせるから、言って?」


「いや。ゆっくりしてきなよ、親は大切にしたほうがいいよ。先になるけど、会う日決まってるんだし」


そう言ってくれたのが嬉しくて。
だから、もう駄々こねないで、その日は予定通りにすることにした。
多分、「あっそう。じゃあしょうがないな」って言われてたら、
そんな気持ちにはならなかったと思うの。
ありがたいなー。

その後、私がセージくんに「好き」って言わせようと画策してたら、
「何かさせようとしてる?」
ってばれちゃって、「うん」て答えたら、
「ホントにそういうのだけは苦手だから」
っていわれてしまったので、大人しく引き下がりました。
何でこんな人ばっかなんですかねー。
いつかは聞きたいんだけどな!


未だ実感みたいなのはわかないし、正直気持ちがまだね…って思ってるとこもあるので、
また悩むかもしれないけど。

だけど、本当に、神様が出会わせて下さったこと、引き合わせて下さったことに感謝しています。

悩むことも、嬉しいことも、悲しいことも、辛いことも、
これから先もあるだろうけど、それは全てセージくんと出会ってこうならなければ起こらないことだから。


グレーのままいることもできたけど、我慢ならずに動いてしまった私。
これは神様が下さったチャンスだと思う。



結局、3時間くらい電話…やっちゃったー…。
請求が怖いな…。
これだけはどうにかしたい(>_<)


エンピツ