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恋する研究所*
りう
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2005年11月13日(日)
不完全燃焼

朝からフットサルを見に行きました。
タツキさんにも久々に会って、だんだん話す時に緊張しなくなってきたのがわかる(笑)。
向こうも打ち解けてくれてるんだなっていうのが、ちょこっと分かって嬉しかった。
途中、シンくんが負傷したり、色々ありましたけど、やっぱり楽しいねえ。
こうくんはドタキャンのため、いなかったんだけど、
それは残念だけどね、久々に大人数が集まったので。
その後、みんなでごはん。
昨日から地元に帰ってるセージさん。
「4時くらいには帰るから」って言ってたけど、まだ連絡来ず。
メールで、連絡の催促。
そしたら、食べてる途中で電話がかかってきた。
お店の外に出て電話。

「どこ行く?」

「どこにするかあ…」

「あのね。指輪見たいんですけど」

「あ? 何だって?」

「だから。指輪、見たい」

「お前、良く人がいるとこで言えるな」

「誰もいないよ。お店の外だもん」

ということがありましたが、私も人を待たせてるので、時間と行き先を決めてバイバイ。

みんなと別れて家へ戻っても、まだ余裕があったから、ちょっとうたた寝。
で、行く途中に買い物しようと思って。
お気に入りのお店に寄ったんだけど、それがまずかった…。
時間がないの分かってたから早く決めたつもりだったんだけど、
結局待ち合わせの時間に遅刻…。
洋服屋さんにいるっていうセージさんを見つけて、やっと合流!
一週間以上振り!
コート? ジャケット? が、大人っぽかった。
いつもスポーツっぽい格好だったから。
それで、指輪見つつ。
でも、なかなかペアリングってごついデザインなんだね〜。
私はシンプルなのが良いって思うんだけど、なかなかお値段もしますね…。
シンプル=安い じゃないのかあ。侮るなかれ。
最後に寄ったとこの店員さんの接客がしつこく、二人して辟易してお店を出た。
時間的にもそうだけど、二人ともお腹空いてなくて…。
イルミネーションみつつぶらぶら。
「青がいいなあ」ってセージさん。
オレンジよりも赤よりも、青の方が大人っぽくて落ち着いてていいよね。
ちょっとロマンチックな感じ。
だけど、セージさんからの爆弾発言に私が動揺しないわけがない。

「そういえば。俺、多分、地方に飛ばされる」

「は?」

「この前、会社で事故った」

「何…事故ったって…」

「狭いところで作業してたら、機械が棚にあたって、棚壊した」

「それで? 飛ばされるの?」

「そうかも。でも、前から言われてたことなんだよ。勉強のために今のうちにって。
上司は俺が必要だからって上にかけあってくれてるけど、
7割ぐらいの確率で飛ばされるね」

「それ。いつ決まるの?」

「遅くても年内には決まると思う」

全部ね、淡々と言うの。
物を壊したっていうのも、全然悪びれてないし。(実際、セージさんだけの責任じゃないけど)

その上、

「ホントにあの作業場、危ないんだよなあ。もうちょっとで死ぬとこだった。
棚が落ちてきたんだけど、50キロあるから、それが俺のとこに落ちてきたら…」

「ぺしゃんこだね」

「だろ。マジ危ねーよ」

命の危険もあるとこで仕事してるなんて、
そんなの聞いたら気が気でないじゃん!
それに、地方に行くってことは、遠距離になるってことで…。
それとも、決まったら別れるのかも…って思って。
どっちも嫌だ。
何で、この人はそういうことを平気で言うんだろう。
だって、言わなきゃ、分からないままでいられたのに。
だけど、地方に行くってなったら、いずれは知らなきゃいけないんだよね。

「早めに言っておいたほうがいいだろ?」

ってセージさんは言ってた。
急に言われるよりも心の準備期間はあるけど…だけど…。

お腹もなんとなく空いたし、歩き疲れてたので、ご飯も食べて。
だけど何となく心がぽっかり空いちゃって…。
私から何か話したかったんだけど、何も言葉にならなくて、
ただ見てるだけってことが何度も。
それを察知してか、「何?」って聞かれるんだけど、
「何でもないよ」としか答えようがない。

このデート中、場所が場所だったんだけど、手を繋いだり腕を組んでた。
むしろ、私が無理に、と言う感じなんだけど…。
私にはそれが当たり前のことだけど、セージさんにはそうじゃない。
デートの最中も知り合いとすれ違ったらしいし。
ちょっと控えるべきなのかもしれない。
セージさんも我慢してるんだから、私も我慢できるとこはしないと。

かなりハードスケジュールだったにも関わらず、私と会ってくれたのは嬉しかった。
早く帰るって言ってた通り、いつもより早目に駅へ。
私の風邪もあって、「お前も早く帰ったほうが良い」って。
やっぱり、離れたくない…。
ホームで人もいるのに、いつも以上にセージさんにくっつく私。





↑ぽちっとお願いします

怒られてしまった。しょんぼり。

私が乗る電車が来るまでの十数分、何も話せなかった。
急に地方に飛ばされるって聞いて、危険な仕事してるって聞いて、
それで動揺しまくっていっぱいになってしまった。
セージさんは、「俺の地元からお前の地元まで電車だとどれくらいかな」とか言いながら、
所要時間がかいてあるやつを見てたり。
(私と彼の地元は一つの電車で行かれる)
異動先まで東京からどれくらいか、とか考えてたり。
本当は抱き締めてほしいのに。キスしたいのに。
って、私は思ってるけど、彼は全然その気はない。(場所が場所だけに)
思ってるだけで、しないのか。
思ってなくて、しないのか。
それは分からないけど…、願わくば前者であってほしい。

電車が来ても、まだ離れたくないって思って、なかなか電車に乗れない。
セージさんは「ほら。早くしないと」って、気にしてて。
ギリギリで電車に乗った。
ドアが閉まって、バイバイって手を振って。

その後で、手繋いだりしてごめんってメール。
そしたら、気にしてないけどちょっと引いたかもって…。
そっか。引いちゃったんだ…。
やっぱ、やりすぎも良くないね。


今日は短いデートだったけど、色々あったなぁ。
週末は二人っきりで濃密な時間を過ごす予定なので。
頑張ります。


エンピツ