金曜日。 久々にあやさんと会ってたくさんお喋りをした。 セージと旅行に行ったのって言ったら、「えっ。報告なかったよ〜」って。 私の事、気にしてくれてたんだって思って、嬉しかった。
あやさんの身に起きたとてもとても大変で、でも嬉しくて、大きな出来事を聞いた。 やっぱり、人が生きるってことは、奇跡の連続。 一瞬一瞬が大事なんだって再認識した。 今こうして何かを出来ること、 人とおしゃべり出来ること、 全て意味のあることで、感謝すべきこと。
ご飯を食べながら、飲みながら、あやさんに初めてヒロカズさんの存在を明かした。 でも、殆どはセージとの飲み会だったり、旅行だったり。 セージのことばっかり話してた。
土曜日。 約束をしてた先輩とご飯。 待ち合わせで電話がかかってきた時の様子から、体調悪そうだなって思ってたけど。 案の定、会ったら「言っておくと、今日、すんごい体調悪い」って言われた。 先に言ってもらえれば、別の日に移したのに。 お気に入りのレストランバーへ。 お店の人がちゃんと覚えててくれてて嬉しかった♪ お店の中でPRIDEがやってて、そっちに気をとられてたおかげで、あまり先輩と話をしないご飯になった。 仕事の話も少し。 サッカーの話も少し。 この前の出張の話も少し。 そんな感じ。 それから、あやさんと会った日の夜中、タクくんから電話がかかってきたことも先輩に話した。 ずーっとシカトしてたらぱったり連絡が途絶えてたのに、3ヶ月ぶりにかかってきた。 当然、出なかったけど。
一度遊んだだけなのに、まだ連絡先キープしておくもの? 「俺は絶対番号変わってるってヤツのもまだ入ってるよ。久し振りにちょっと話そうかなってかけたりするし。そんなもんじゃないの?」
でも、タクくんの過去を見ると、絶対カラダ目的だから。 もうそれは嫌だから。 絶対に繋がりは持ちたくない。
先輩にセージのことも少し話した。 私と別れた日に助けた泥酔の女子大生と付き合いがあること。 彼女に言われるまま振り回されてるセージのこと。 そして、 「そういうことしてるセージに嫉妬してるけど」 自分の醜い心の奥底も。
大分、酔っ払ったらしく、珍しく足元がふらつく帰り道。 思い切って先輩に「手貸してもらっていいですか?」ってお願い。 手を繋いでもらって、やっとこちゃんと歩けた。 「今日は誘うの無しね。誘われても意地でも帰るから」 っていう先輩は、明日、得意先に行かなきゃならない。 「そんなこと考えてませんよ! それに、そんなことしなくても生きていかれるし!」 そう反論したら、 「でも、前はしなくても生きていかれるなんて考えられないって言ってたよ」 って。 そうだっけ??? でも、お互いに気持ちがあってするのは必要だけど、気持ちがないのにすることに意味はないって思う。 だったら、しなくてもいい。
この2日間でまざまざと見せ付けられた。
ここまできたら、恋人として、見てもらえない。
あなたにとって、私はどんな存在ですか?
ipodをくれるまでの存在?
女子大生のことなんて、聞かせないで。 その子のこと、careしないで。 何でりうじゃダメなの?
私がこんなにセージを好きだから、もう一緒にいられない。
涙が、止まらない。
|