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恋する研究所*
りう
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2007年07月01日(日)
お家探し

朝からいちゃいちゃしてたら、遠出が出来なくなった日曜日。
予定を変更して、ぶらり途中下車の旅をしようって言ったら、何故か実行したらちぃ散歩になってしまった。
中身は全然ちぃ散歩じゃなかったんだけど!
歩いて2時間半くらい?
途中で30分くらい寄り道したけど、最後にカフェに入った以外は歩き続けてた。
いつもなら歩いてる途中で疲れて不機嫌モードになるのに、全然ならなかった。
反射的に「楽しい!♪」って叫んだくらい。

アイさんと色んなところを歩くと、その土地の不動産屋さんの物件を必ず見る。
行く先行く先で
「ここも住みたいなあ」
って言うもんだから、色々な物件情報を見つけては立ち止まって良さそうなところを探してた。
でも、りうも一緒に住むの前提で探してるのが嬉しい。
場所的に2DK以上は無理だけど、探せば2Kとか1DKで希望するようなものもあった。
一番楽しいのは、間取りを見ながら
「この部屋は俺ね。で、りうちゃんはDKだから」
「私こっちの広い方で、アイさんはキッチンのところ」
なんて笑いながら面白いことを言い合ったこと。
まあ、そんな部屋での生活は大変なんだろうけど。

そんな日がいつか来たらいいなー♪
って思うことが大事。

そうなれるように、その時を迎えられるように、成長していきたいって思った。




アイさんと真面目な話をしていた時、ふとしたところで怒られた。
1ヵ月後、どうなっているか、考えているか。
それがその日の話。
でも、私は「1ヵ月後もどうなっているか分からない。今の人間関係が来月も同じようにあるなんて考えられない」
と。
「どういうこと?」
問われて
「来月、新しい人と出会っているかもしれない。ある日突然、アイさんから別れを言われるかもしれない。言われた方は突然でしょ、言う方は前から考えていたからもしれないけど」
言い終わるか終わらないかのうちに
「そういうことは二度と言うな」
初めて、こんなキツイことをキツイ口調で言われた。
「二度と言うな」
すぐにそこから飛び出していなくなりたい気分。
でも、そんなことはできなくて、私はそこで黙って、座っていたイスを回して、彼に背を向けただけ。
重たい空気がずーっと続いた。
泣きたかったけど、涙はあまり出てこなかった。
暫くしたら、アイさんが話し始めたけど、決して言ったことに対しては謝らない。

結局、こういうところで普段は蓋をしている気持ちを露呈してしまう。
今ある彼がいついなくなるか、不安でたまらない自分。
でも、それをああいうことで言っても決して彼には伝わらないのだ。
ねえ。
どうしたら、いなくなる不安を消せるの?
周りの人はどうしているんだろう?

5年間付き合ったって別れる人がいる。
3ヶ月付き合って結婚した人がいる。
子供がいて、20年連れ添って、離婚する人がいる。
赤ちゃんを授かっても、産むことがなく、それをきっかけに別れる人がいる。
たくさんの結実と別離がある。
自分がどうなるかなんて、自分には分からない。



「もっと俺を信用して」

前にも言われたことを、また言われてしまった。
信じられてないことの悲しさ、辛さを私自身が知っているはずなのに。
それを人にも味わわせてしまうなんて。

不甲斐ない。




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不安だったけど、欲望のままで言った。
彼は、ちゃんと応えてくれた。それも、いつも以上に。

これを書いてて気付いたのだけれど。
不安だけど、愛してって願うのは間違ってるのかもしれない。
愛してもらうなら、私の不安がないようにしていなきゃ。
なくなるまでは愛してもらわない方が良いのかも。


エンピツ