初日 最新 目次 MAIL HOME


読書・映画・旅ノート(毎日更新目指す)
くま
MAIL
HOME

My追加

2004年01月20日(火)
「食べる指さし会話帳韓国」情報出版局センター

「食べる指さし会話帳韓国」情報出版局センター
韓国内、完全フリーの旅をした。私はすでに第一弾の「旅の指さし会話帳韓国」を持っている。私は両方とも持っていった。私は韓国語はほとんど出来ない。ハングル文字もほとんど判読できない。そういう私が光州、全州、釜山に行き、地元の旅館(モーテル)に飛びこみで泊まり、日本語や英語を全然解さない食堂のおばちゃんやタクシーの運ちゃんにコミュニケートしながら旅をするには、この2冊はなくてはならないものであった。パック旅行ならこの本は必要ない。2〜3会話を覚えるだけで全て済むからである。

なぜ2冊もそろえる必要があるのか。「食べる」では豊富な食べ物の名前が載っているという事がある。韓国を旅して困ることの一つは記号のようなハングル文字が全然分からないためにどの店に飛びこんだらいいかさえも分からないということである。この本は豊富な料理の名前が載っていて、その料理の見かたも載っているのである程度の見当はつくようになっている。ただし、実際はの本に載っている以上の料理の名前が店の看板にあるので、後はカンと度胸で店に飛び込むしかなかったことも多かった。

一番役に立ったのはこの本の巻末にある簡単な単語帳であった。第一弾のほうにもあるのだが、そっちは日本語から韓国語を捜す単語帳で、その反対の両方とも載せているのは「食べる」のみである。イレギュラーの会話のときにそれは威力を発揮する。今回の旅では旅館に大事なメモ帳を忘れたとき、旅先で知りあった青年ととりとめもない会話をしたときに大変役に立った。相手がなにを言いたいのか、この単語帳を見せると一生懸命捜してくれるからである。そういう会話をした人が旅の中での一番の思い出になったりするのである。

ひとつだけ、韓国をフリーで旅するコツを。目的の都市に着いたら先ずは観光案内所に行こう。日本語の出来るスタッフがたいてい居て、「地球の歩き方」に載っていないような有益な情報をゲットできるし、詳しいマップを日本語版、韓国語版両方手に入れれば、タクシーに行き先を示すときに大変役に立つのである。