シネマ日記
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2002年02月17日(日) アメリカン・サイコ

クリスチャン・ベール主演。

たぶん、彼の出演作品は、サミュエル・L・ジャクソン主演の「シャフト」くらいしか観てないと思うんだけども、
その時も、思ったけど・・クリスチャン・ベールって、トム・クルーズに似てる?
・・っと言うか、「バニラ・スカイ」でマスク被ったトム・クルーズが連想されちゃった〜 (((((^^;)
イヤ、でも、トム氏のボディ・ダブルとかしても違和感ないんじゃ?背格好も同じくらい?
妙に動きかたも似てるような気がするんだけど〜。

パトリック・ベイトマンは、学歴も地位もある若きエグゼクティブ。
身なりにも気を使い、シャワー後にパックしたりお肌のお手入れも入念に〜。
まるでナルシストの塊のような彼、令嬢な婚約者もいるし、
彼の周囲も、似たり寄ったりなヤングエグゼクティブばかり。
そして、彼らの注目の話題は、いかに自分が優れているか、その名刺の質や
超有名レストランを予約できるかどうか・・・なぁんて、かなりくだらないことに
神経ピリピリ〜(>_<)
その中にいて、彼の自尊心を傷つけるようなライバルに、猛然と嫉妬を燃やし
やがては、殺意に〜。
そして被害者は数限りなくエスカレートし・・・。
まぁ普通なら、どっかで絶対既に捕まるだろ?って展開なんだけど
(だってあきらかに死体の入った血が垂れてる袋をマンションのエントランスにも
引きずってるし・・(^^;;;)
なぜか、どの殺害事件も、派手な警察との攻防までも、何もなかったように
事件になっていかない〜???
もういよいよ観念し弁護士に殺人の報告をしてみても、信用してももらえない〜。
なんなの、いったいコレって、全部幻想っつうか、現実じゃないわけ?
もうそこには、パトリックと言う人物すら存在しないんじゃないか・・・って感じで。
失踪者の捜査で彼に近づいてくる探偵ですら、
ん?なんだったの、何も暴いて行こうとしない??
(これがウィレム・デフォーなんだよね、また、意味深に。もっと何かあるかと思っちゃうくらい。)
パトリックの秘書だけが、歪んだ彼の癒しの存在だったのかな?
結局彼女は難も逃れたわけだし、あのサイコなイラストも目撃したことだし。
うーーーむ、しかし、なんとも疲れた作品だったわ_-)))


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