シネマ日記
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2002年09月25日(水) インソムニア & サイン

今回は、この2本をハシゴしました。
本当なら、まず「サイン」はどうしても早いうちに観たかったので
(一番大きなスクリーンでやってるうちだし)、もう1本は、軽いメの
「アバウト・ア・ボーイ」あたりにしたかったんだけど、
「インソムニア」もまだ観れてなかったし、ちょうどピッタリの時間に劇場に到着したこともあって、この選択となりました。

で、まず「インソムニア」
「メメント」のクリストファー・ノーラン監督の作品デス。
アラスカの白夜の町を舞台に、少女の猟奇殺人事件が起き、
LAからベテラン警部ドーマーが招かれる。
ドーマーの捜査の様子、少女の死体を眺めながら、犯人の様子を冷静に
プロファイルする姿が、最近観続けている「プロファイラー」や「CSI」あたりのドラマを連想させる。
そして、被害者の元交際相手ランディが容疑者としてあがったりもするが、
彼女の交際相手には、どうやら謎の人物の存在が・・・。
・・・っとまぁ、ここまでだと、その殺人事件の推理サスペンスかとも思われるんだけれども、
それだけじゃなく、ドーマーの過去に背負った十字架、そして新たに背負うことになる十字架があるわけですね〜。
それがまた彼の”不眠”の原因なのだけれど・・。
アル・パチーノに対する悪役として、珍しいくらいにロビン・ウィリアムズ。
静かだけれど、内に秘めた危なさって言うんでしょうか、
そうゆう危険さを静かに演じてたと思うのだけれど(むしろあえて抑え気味に)
特にロビン・ウィリアムズでなくても・・・って感じに見えなくもなく(^^;;;
まぁ、でも、アル・パチーノにしても、ロビン・ウィリアムズにしても
じゅうぶん過ぎるほど男の哀愁って言うんですか、そうゆうチョット重〜い空気に
満ち満ちているわけで(^^;、そこに一つ美形の若手俳優でもチラリと味付けしてよ・・・っと思ったりしたのでした(^^;
比べちゃいけないと思うけど、「メメント」とどっちが好きか(〜っと聞くのも変だけどね(笑))っと言うと
やっぱ「メメント」かな。

そして「サイン」
これはねぇ、あのTVCMなどの雰囲気やコレまでの予告からすると
SF?ホラー?エイリアンものなわけ?なぁんて感じの印象だけど、
たぶん、家族愛の作品でしょう〜〜っと思います。(^_^;)
まずオープニングにオヤッ(@_@)デシタ。
だって、とってもクラシックっつうか、その昔のヒッチコック作品風?って感じで
そのへんでまず、ん?これは・・・って思いましたねぇ。
まぁでも、σ(^_^)もこの作品に興味持ったのは、そもそも宣伝や予告どおり、
ミステリーサークルが出てくるあたりのその感じにソソられたわけですが、
でも、しっかりSFを観たくて期待して観に行った人は、スカされるかも〜(笑)
ホラー度としては、飛び上がるほどの瞬間驚愕度って言うのかな、
その驚かし具合から言えば、「バイオハザード」の上をいくような感じデス(爆)
で、それがなぜ愛の物語なのかと言えば、思いっきり内容に触れることになっちゃうので書けませんが(^^;
しかもまた随所に笑える部分が用意してあって、実際劇場で笑い声がドッとあがりました。
ナイト・シャマラン監督、なんかこう、遊んでるんだか真面目なんだか・・・って感じで。
ご本人の出演者としての露出度も、今作またドーンとアップです。
主人公のメル氏も良かったけど、その弟役を演じたホアキン・フェニックス。
最近この人けっこう好きデス(*^_^*)
子役の二人も可愛かったですね〜。
たぶんこの作品は、賛否大きく分かれるような・・・σ(^_^)は好きなほうです。
グッと中身を凝縮して、1時間ドラマものにしたりすると、アウターリミッツとか
古くはトワイライトゾーンみたいな、そうゆう系統にもなるかな〜って感じ。


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