シネマ日記
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2002年11月06日(水) THE RING & トリプルX

<THE RING>
ご存知日本の「リング」のハリウッド版。
これがまた、ホントに忠実にリメイクされてるんですね〜。
もちろん、まるで異なったシーンも加わってたり(馬まで登場するもんね〜)
全体の雰囲気が、日本版って、なんかこうやっぱりチマっとした
別に映画じゃなくても・・・って感じがあったり、
なんか湿った独特の感じってあるじゃない?
そのぶん、このハリウッド版は、映像にしてもやっぱり音にしても
やっぱり派手と言うか、冒頭の女子高生の事件のあたりは、
さながら「スクリーム」的に、マスク被った犯人が登場してもおかしくないって感じ。
絵的にも、広がりもあってキレイだったような気がします。
だから、雰囲気のどっちが好きか嫌いかで、微妙に意見が分かれるかも・・です。
でも、ホントにオリジナルを重視してある展開なので、
たとえば今回のナオミ・ワッツ嬢の動作から、やっぱり菜々子嬢のソレが想像されたり
マーティン・ヘンダーソンからは、真田氏のその部分が浮かんできたりもします。
だけど、菜々子嬢も真田氏も、どちらかと言えば苦手系なσ(^_^)は、
今回の二人のほうが、全然良かったけどね(^^;;;
そそ、マーティン・ヘンダーソン。
あのニコちゃんの「ウインドトーカーズ」で兵士の一人をやってた人だったのです。
(奥さんへの想いを募らせながら命を落とす役ね〜)
もちろん前作は短髪、今回はチョロっとロン毛なので(髪の色味も違うよね)
まるっきり気付きませんでした(^^;
「リング」同様、オッ、コレを直視したら、しばらく残像となって
うなされそうだぞ〜(爆)ってシーンは、あらかじめ遠慮がちに眺めておきました(笑)

<トリプルX>
そして、気分をガラっと変えて、コレです♪(爆)
冒頭、ホントにまた出たよ〜〜チェコのプラハ・・・って感じ。
(「9デイズ」も舞台がプラハだったもんね、今や映画の舞台の流行り?)
テロリスト壊滅にNSAが捜査員を潜入させてはことごとく失敗に。
相手の目は厳しく、いかにもな捜査員を派遣しては、失敗するばかりだと、
敵の目をしっかり欺ける、しかも使い捨ての一般人と言うか
札付きのワルを利用することを思いつく。
候補となった人物には、それぞれ段階を踏んだテストが施され
見事に選び抜かれたのが、ザンダー・ケイジことトリプルX!
ド迫力なこの役、ヴィン・ディーゼル以外には、該当しないでしょ〜〜って感じの
まさに当たり役になったみたいですね〜。
いちおう即席のスパイになったわけだけど、もちろん007みたいに由緒正しき優等生では無いし(爆)
外見だって、決してスーツでビシッと決めてるわけではないけども、
やることが無鉄砲だったり、やっぱり女性が絡んでくるあたり、
(そそ、ラストシーンもね〜)
同じ系統ではあるんでしょうね。
アッチで、次々とボンドに秘密兵器を授けるQみたいな存在も、ちゃんと居るしね。
ボンドも(だいぶマンネリ化して来てるようだし)ウカウカしてると大変だぁ〜(爆)
随所に、そ〜んなバカな・・・っと思える部分はそりゃお約束のように多々あっても、
そうゆうものを全部吹き飛ばすほどの迫力と面白さでじゅうぶん魅せてくれる娯楽作デス。
ただし、これは絶対劇場鑑賞しないと、その魅力の半分も家じゃ再現できないでしょ・・。
そりゃよっぽどの設備が備わってる豪邸で防音も完璧で観るからイイもん・・
っと自負する人の場合は例外でしょうけどね。(笑)


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