2001年12月14日(金) |
本当は、誰でもいいの。 |
暖房をかけたまま
膝掛けの上には
回線が繋がれたままの
ノートパソコンには
私の指が乗ったまま。
どれくらい眠ってしまったのかすら
解らない。
時計の針を見ても
午前か
午後なのかも
解らない。
ただ
なま暖かい空気が
アタシを包んでる。
何か
ドコか
足りない。
心に
穴が開いたのではなく
心さえもないような。
聞こえるのは
温かい空気を排出する
クーラーだけ。
聞きたくないのに
聞こえてしまう
隣の部屋の
喧噪すら
聞こえない。
家には誰も
誰も
いないようだ。
寂しい
特定の人に
会いたくて会いたくて。
でも
会えなくて...
そんな時に
感じる寂しさではなくて。
寂しい
誰かに
誰にも
必要とされてないんだ。
誰も
アタシを
求めてくれないんだ。
寂しい
世界に
地球上には
アタシしかいなくなったみたい。
寂しい
それでも
昨日の夜から
空のままの胃は
アタシに訴える。
足りない
胃ではなく
何かを埋めるように
アタシは
食べる。
食べる。
それでも
寂しさは
募るばかり。
足りない
メールも
電話も来ない
ケータイを見つめ続ける。
飲みに行こうと思っても
お酒を飲んだら
もっと
寂しくなりそうだった。
寂しい
現実は
寒くて冷たいから
アタシは
このハコに
逃げ続けるんだ。
誰かアタシを必要として下さい...
My追加
|