橘的徒然日記
日々の出来事を徒然なるままに・・・
ってか、思ったこと

2005年12月24日(土) 年末商戦

橘は毎年この日に不機嫌になります。

何でってクリスマス・イヴだから

今日はね、イヴなの。クリスマスじゃないの

クリスマスはね25日なんだよ?
オーケー?皆様


つか、何よりかにより

年末商戦に
まんまとのせられおって


恋人のいないひがみがないかと問われれば

皆無です

11年前、恋人がいた当時ですら
クリスマス無視してた女ですから

つか、即席クリスチャンの多いことったら・・・

第一、クリスマスはキリスト教の唯一神
イエス=キリストが生まれた日だと言われているが
実際のところは彼が洗礼を受けた日から逆算しているに過ぎず
歴史を紐解くと「25日」と明記されたのは近世に入ってから

それまでは「冬至」だったわけで

本当に日本人は商業の年末商戦に踊らされまくり

プレゼントを贈り合うなんていうのは
ほとんど100年ほどの歴史しかなく
ケーキやら七面鳥やら食べるのもその程度の歴史

ついでに言わせてもらえば
イエス=キリストを信奉するクリスチャンは

パーティしたり豪華な食事をしたりはしない

厳かにミサをもち、慎ましくお茶会をするだけだ

ちなみに
一口に「キリスト教」「クリスチャン」といっても
その宗派は有名どころだけでも
カソリック、プロテスタント、ロシア正教、イギリス聖教など
多岐にわたる。

主に洗礼を行うのはカソリックであり、プロテスタントは行わない



近年カソリックとプロテスタントの
一本化が図られているとかいないとか(どちだよ)

まぁその辺は今日はどうだっていい話なので割愛するが

何故クリスチャンが唯一神であるイエス=キリストの聖誕祭を
盛大に祝わないかというと

キリスト教における最大のポイントは

イエス=キリストが磔にあった3日後に復活し
天へと帰っていった
ということ

これが俗に言う「13日の金曜日」

まぁこれも復活したのが15日で、
それが日曜日(キリスト教における聖祭日)だったからという
逆算式のこじつけなわけだが

キリスト教において日曜日が聖祭日なのは
イエス=キリストが復活した曜日だからなわけだ

んで、この復活祭
4月の第2日曜日があてられる

しかし、やっぱりこっちもそんな盛大にお祝いするわけではなく
「復活の証」である卵にペイントを施し配るだけ

大きく話はそれてきたわけだが
ぼくが言いたいのは一言

信じてもいない宗教の主神の誕生祭を祝うのであれば
仏教の花祭り(確か4月10日)や
神道の月籠もり(俗に言う神無月)や
その他の宗教の主神の誕生日も盛大に祝ってはどうか?

キリスト教だけっていうのは、おいらは納得できないよ・・・


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橘むつき [HOMEPAGE]

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