趣味に没頭している時が倖せな時間だとするならば
橘にとってSSを書くというのは、 趣味ではないということになってしまうということに 昨日、趣味について考えている時に気づいてしまいました。
何しろ SSを書いている時は 苦悩してますから
ネタや入れたいエピソードや セリフや情景を考えている時は そりゃもう、この世の楽園ってくらい倖せなんですが
書くとなると、自分の文才のなさに嫌気がさし ここでそのセリフはないだろうとか このキャラはこういうことは言わないだろうとか こういう行動はしないだろうとか
そりゃもう、生き地獄
それでも、書き上がった時の爽快感といったら 言葉には言い表せないほどのモノがあり 本当に文章を書くのが好きなんだなと
再実感するほどです。
んで、倖せを感じる趣味というのは 橘にとっては
明日どころか、明後日も明々後日も いっそのこと未来永劫使えそうにないような 無駄な知識をもしもし脳に詰め込んでいる時で
おそらく、この無意味でどん欲なまでの知識欲を ご理解頂けない方には大変無駄な時間を過ごしていると 思われてしまうような
そんな時間が倖せなのです。
好きなことを調べ、 気になることの真相(といっていいものかどうか…)を 知ることができた時の幸福感と言ったら
そりゃもう 萌えポイントを突いてくれるハボエドに出会えた時の 幸福感に匹敵しており
本当にぼくにとっては倖せな時間なのですよ
何しろ 広辞苑から始まり、タウンページやハローページ 果てはポスタルガイドまで熟読してしまうような 阿呆な人間です。
誰が知りたがると思いますか?
今、どこの国の何という遺跡が危機遺跡に登録されている、だとか いろは唄の全文と意味、だとか エホバの証人(ものみの塔?)の内部分裂事情、だとか クリスマスパーティの発祥時期、だとか 嫌いなものの詳しい話、だとか……
無駄知識以外の何者でもないような気がしてしょうがないですよ
しかし、 ぼくという人間は 毛嫌いしているだけのモノを ただ「嫌いだ」と斬って捨てるのは簡単ですが それをするのは厭なので できるだけ詳しい部分まで調べ 寸分たりとも好きと言える部分はないだろうかと 考えてしまうのですよ。
それでも、やっぱ厭というときは、嫌いだといいますがね。
趣味=明日に使えない無駄な知識を得ること、と 言い切ってしまってもいいような気もします。
暇さえあれば何かしら調べてますからね……
というか、 「幸せ」と「倖せ」 意味は全く同じなのですが 何となく「倖せ」の方が倖せっぽい気がして こっちの時を使ってます(何)
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