.レクイエム


こんばんわ。
なんだか、だらんだらんの花子です。
でも気分が乗らなくても体が動くから不思議。
言葉も考えなくても穏やか。不思議。
脳が!脳が!ってかんじです。別物みたい。

先週、同じマンションに住む38歳の奥さんが亡くなりました。
ものすごくパワフルでいつも明るいイメージの方でした。

仲がよかったとか、そうでなかったとか
そこまでの仲ではなかったけれど、
1度だけ話したことがあるくらいの奥さんでした。

小6、小4の息子さんのいる方でした。

「死」という言葉がまた近くに感じる出来事でした。

木更津キャッツアイでもそういうテーマなんだけど、
自分の死が近いと知ったらどうなっちゃうんだろう。
いや、なっちゃうんだろうっていうか、そういう思いはしたことがある。

自分がいなくなる。みんなが笑うこの場からも。
子供たちが眠るこの場からも。
自分はもう明日には存在しない人になる。
今日見るこの景色が最後かもしれない。そう思うと、
普段見る木々が青々としているなぁ〜と感じる。
空もいつもよりきれいに見える。
この瞬間瞬間がいとおしく思えて、その次の瞬間には、
「ワタシは存在しない人になるんだな。」という思いにさいなまれる。

「めぐりあう時間たち」という映画も「死」というテーマだった。
自らの命を絶つ女性、絶とうとするがやめる女性、愛する人の絶望の果ての死に立ち会ってしまう女性。
「その日」というのは、なんでもない1日。
特別な日じゃない、いつもと同じその日に「決断の時」はやってくる。

生きているっていうことは、それだけですごいことなんだと思う今日この頃。
大変だけれど、この命大事に生きていきたい。
ワタシは一人じゃない。

ワタシの前からいなくなった人たちのために、
いなくならざるを得なかった人たちのためにも、
たくさんの思い出を作って生きていかなくちゃ。

いつかまた出会えるその日までに。


2003年12月02日(火)


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