(仮)日記
何かしらの感想と更新履歴。



2007年10月06日(土) ローグ アサシン






英語日本語中国語が入り乱れておりました。

っていうか、字幕も三種類くらいの言語がぱたぱたぱたっと変わるしさ。
日本人が日本語喋ってたら字幕は英語だったりするし。それならまだいいけど日本語だと字幕なかったりするし。

いきなり日本語喋られると耳が追いつかないんだよね。
聞き取る方向で働いてないところに突然動けとくるわけだから。私の反応速度が鈍いだけかもしれないけど。

ジェイソン=ステイサムの日本語は本当に聞き取りにくかったんです。
頑張って覚えたの、喋ってるの、って風だから余程しっかり聞き取らないと何言ってるかわからないよきっと。
要約すると、素直に吐かないともっと痛い目に遭わせるぞ、ってことなんだろうけど。状況からしてわかるけど。

間違った日本の認識が多々ありました。

元々、チャイニーズマフィアと日本のヤクザの抗争をアメリカでするってところが間違ってると思うけどね。FBIだしね、それも対アジア。

ジェット=リーを暗殺者として使いたいってだけなら、ここまで妙な設定は作らなくて済んだと思うんだけど。ジョンの友人が韓国だか中国だかの人ってところに無理があったのか…。FBIでなくて、インターポールじゃあダメだったんだろうか。

国際警察なら人種入り混じっててもおかしかないと思うけどなあ。それなら別にジャンの親友が韓国人でも問題ないし。争ってるのがイタリアマフィアで雇われ暗殺者が中国人でも大丈夫なんじゃないのか。

で、間違った日本てのがこれまたいろいろあって。
取り敢えず、日本の企業っつったら、車のディーラーですか。事務所には日本刀を飾ってあるし、台詞で「織田信長」とか言ってるし。

壁には妙な日本語の垂れ幕はあるわ、チャイニーズマフィアの首領の屋敷に夜襲をかけたときには日本刀だわ、装束は黒尽くめだわ、身のこなしは忍者を思い起こさせるような足運びだわ。ヤクザの組長が部下と真剣で立会いなんかするか。部下を一列に並べてその様子を見守らせているんだよねー…。

家の中には十二神将ぽい等身大の置物があったのは、チャイニーズマフィアの方だったかな。

極めつけだったのは、「アネゴ」
デヴォン青木の台詞にあったんだよ、「アネゴとして勉強したい」みたいなのが。アネゴな方は自分でアネゴとは言わないよ。周りがそう呼んでるだけだよきっと。

ケイン=コスギはね、チラシに名前があるくらいだからもうちょっと何かあるかと思ったんだけど、耳切られて、ローグにあっさり倒されて終わったよ。アクション期待したのに拍子抜け。

まあ今回はアクションは余りないけどね。
ジェット=リーらしい今までのアクションを期待して観に行ったら物足りないと思いますよ。
今回は彼、暗殺者ですから。

躊躇なく殺してましたよー。ガンガン殺してます。銃ぶっ放し捲り。それも何の屈託もなく撃ち殺してくれるものだから、私は楽しかったんだけどねー。

悪役ジェット=リー大好きです。

無表情で、ちょっと偉そうな態度だとツボです。この人、リーサル・ウエポン4以来いい人ばっかりやってたから、漸く来た!って思ったものです。絶対似合うと思うのです悪役。ブラック・ダイヤモンドの時も同じことを思った気がするんだけど、あの時は刑事だったからねえ。

で、今回こそは!と期待していたんですが。
最後にやっぱりあるんだよどんでん返しが。

トムかよ!

なんだよ結局そうなのかよちえってのがまあ正直な感想なんですけど。まあ、最終的にローグは生き残ってたので私的に及第点。

ジョンがローグを庇ったのは出来すぎな感がありましたけどね。良心の呵責に耐え切れずいろいろ暴露してくれましたってところは別にいらなかったような気がしないでもない。俺にも事情があったんだよっていうのは小物によくあるパターンですけど。

殺し方は結構生々しい。刀突き刺してぐりぐりっと抉ってくれるのは素敵です。あれ痛いですね。
耳落ちてたりしますんで、その辺苦手な方はお気をつけて。



結論。
ハムナプトラ3って舞台は中国なんですか?(だってリーなんでしょ。彼にエジプトは無理じゃん)






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