東京に来て初めて行った風俗は 池袋の「恋愛マット同好会」という店だった。 恋愛とマット、決して結び付かない言葉を無理矢理つなげ、 しかも同好会ときたもんだ。いいセンスしてるね! 今は「恋愛マットDE同好会」になっているらしいけど、 俺が行ったのは「DE」がなかった頃。 もう数年前の話です。
ヘルスのホームページをいろいろと見ていたら 無性に抜きたくなった。 ヘルスなら本番はないから、濡れてないアソコに ローション塗ってつっこむ罪悪感の心配もない。 当時、やはり初めてのソープ経験が少しばかり トラウマになっていて、 万が一にもあんな罪悪感は味わいたくない という気持ちがあった。
5000円割引にひかれて「恋愛マット」を選んだのだが、 実際行ってみると、5000円割引と言っても 初回3000円引き+次回使える2000円割引券 ということだった。 これなら、初めから3000円引きと宣伝した方が 客もガッカリしなくて良いはずなのだけれどね。
予約なしでとりあえずフリーでいくことに。 ところが、池袋東口から歩いてすぐの ところにあるはずなのだけれど、これが全然見当たらない。 看板を頼りに探すのだが、 地図に書かれてあるビルは閉まっているようだし、 周りをぐるぐる歩いてもそれらしい看板はない。 あれこれ20分ほど歩きまわった挙げ句、 もう、ここしかない、と思い 地図に示されているビルの前に立つと、 閉まっていると思っていた自動ドアが開いて 目の前に受け付けが現れた。 後に何軒かヘルスを利用したけれど、 看板を出していない所が結構多い。
その時遊んだ女の子の名前は今でも覚えているけれど、 肝心のサービスはあまり覚えてない。 覚えているのは、69をしようとした時、 俺の息づかいが荒かったのだろうか、 「やさしくね。」 なんて言われてしまったこと。 ソフトタッチを信条とする俺が、なんたる不覚。 それ以来、興奮しても鼻息だけは荒げないように気をつけている。
この後も何回かヘルスに行ったけれど、 やっぱり、ソープ程は楽しめないんだよなあ。 時間が短いからってのもあるかもしれないけれど、 同じ時間でも俺はソープの方が楽しめるね。
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