子会社の営業部長連中が揃いも揃って「独断でやりました」と頭を下げる。彼らは何かをかばっているようだ。生涯自分の子供に「ウソツキの子」というレッテルを貼り続けても、それ以上に守る価値があるものとはいったい何か。隠蔽工作を重ねる組織や逃げる社長にそれほどの価値があるか。彼らには、そんな小さなものよりもっと大きなものを守る愛があるはずだ。