ある設備工事業者の社長は、メーカーのセールスに社員数分のカタログをくれと求めた。普通一社一部なのに、全員に渡せという。発注権を個々の社員に持たせているからだ。発注者が一人に絞ると下請業者もメーカーもその人しか見なくなる。社員に気持ちよく仕事してもらうには各自が持ったがいいのだ。業者が社長に取り入ろうとしても、社長は「発注者は社長より偉い」と笑って相手にしない。