担任だった先生の引退を期に20年ぶりに同窓会があった。誰だ誰だかわからない者と、そのまんまの者がいた。私の学区は工業・商業地域で、工場の移転、商店街の衰退、鉄道高架などで人が入替わり、当時と同じ土地に今も住んでいる者は稀である。故郷はあってもよしみの友が居ない…それを寂しく思っていたが、今日は皆が帰ってきた。故郷は懐かしい人がいて初めて蘇えるのだ。