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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
直木賞作家・車谷長吉氏は「灘のけんか祭り」を行う町の隣町出身。そのため彼はこの祭に参加しても参加できなかった。そこで彼はこの祭にこんな文章を書いていた。「従って私は血が滾る(たぎる)経験をしたことが無いのである。神事にかなうことをしたことがないのである。いつも傍観者として灘祭りを見ていた。傍観者でなく、実行者になりたかった。あるとき、実行犯になりたいと決心した。それが私にとっては小説を書くことだった」。伝統に参加できないことは、参加できない人にとってはコンプレックスを生む。そのコンプレックスこそが、人をつい動かすエネルギー源なのだ。
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