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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
3年前、市場での独自化を目指した某社をお手伝いした。この時、選抜メンバーで徹底的に勉強したのが名著『マーケティング戦略22の法則』。この本に書いてあることで、今のわが社の戦略・戦術に照らして気になっていることを毎回のミーティングの前日に提出。同稿の多かった箇所に論点を絞って話し合った。特に「商品の取り扱い範囲は広げてはいけない。むしろ、たった一つの代表商品にまで絞り込め」の点を徹底議論した。当時同社には主要商品が4つあったが、焦点がぼけていてどれもパッとしない業績だった。そこで商品を一つに絞り、そのひとつを徹底PRした。すると、業績は向上。それが売れるから他も売れる構造になった。ところが今、同社より下位の同業者が商品点数を広げる戦略をとり始めた。セオリーに反することで、失敗するのは火を見るより明らかだ。同社のメンバーは今、ライバルの出方を焦ることなく余裕で眺めている。その姿をとても頼もしく思った。
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