V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2014年06月10日(火) サントリーのプレモル工場を見学��3位企業の戦略

サントリーのプレミアムモルツを作っている武蔵野工場を見学した。サントリーはビール業界で長らく4位に沈んでいたが、「世界最高峰のビールをつくる」をキャッチフレーズにプレミアムモルツを開発した。業界3位以下の会社は1位と競争するときに、1位との「差を埋める発想」をしてはいけない。本田技研がF1で勝てるクルマを作り、スギ薬局が調剤コーナーに力を入れ、ブラザーがプリンタの複合機を作ったように、いかにして1位と違いを出すか〜つまり、別の土俵で戦うことを考えないといけない。それがダイヤモンド麦芽を使った「プレミアムビール市場」だった。現在、従来からあるエビスとアサヒも参入して「酒を飲む楽しみ」を提供するプレミアムビール市場が展開されている。サントリーは発売直後こそシェアを落としたが、アサヒの試飲が一通り終わる頃にはシェアを回復した。先鞭をつけ、味のスタンダードをつくる企業の優位性が示された好事例だ。

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