こんにちは、カン・チュンド です。
朝夕だいぶしのぎやすくなりましたね・・。
さて、 アドバイザーというものは(石橋を叩いて渡るように) 慎重にお客様のニーズを拾い上げようとします。
しかし、お客様の方は (そんな態度が時にまどろっこしいのか) 単刀直入に、
「で、カンさんは、 どんな保険 に入っているんですか?」
「で、カンさんがわたしの立場なら、 どんなポートフォリオを組みますか?」
と訊かれたりします。
(考えてみれば)↑すばらしい質問です・・(笑)
皆さんも、金融機関の窓口 や ファイナンシャルプランナーの事務所 で 相談する機会があれば、 ぜひ上記のような 質問 をしてみてください。
あれだ、これだ といろいろ勧めてくれるけど、
「あなた自身は(一ユーザーとして)何を買っているんですか?」 ということなのですね。
そうです、
私たち 消費者 はまず、 「基本」の周り を掃除しなければなりません。
例えば、日本の社会では「貯蓄」をしたいと思われた場合、 (なぜだか)「保険」という商品を思い浮かべる人がいます。
ちょっとおかしいですね。
皆さん、「貯蓄」をしたければ、 銀行に行って 預金 すべきです(笑)
(そもそも)「保険」は 貯蓄商品 ではありません。
養老保険は「貯蓄性商品」ですが、 あれとて(スパイスを効かせる程度) 保障の機能 が備わっていますから、
銀行預金 と同じ「土俵」に立てば 不利 になります。 (そうですよね?)
皆さん、「預金」という商品で 貯蓄 をすれば、 ※ いつでも(好きな時に)ペナルティーなしで「解約」できます。
※ 商品の提供元である「銀行」が万一 破たん しても、 最低限必ず守ってくれる「枠」があります。 (この「枠」が 1000万円とその利息相当額 です・・)
「保険」の場合、上記のようにはいきません。
(そもそも)変化が激しい時代に、 長期の「契約」を結んでしまうこと自体 リスキー です。
長期の「契約」ですから、 途中で 解約 しようとすると ペナルティー料 を 取られてしまいます。
また、保険商品を提供している 「保険会社」が万一 破たん しても (ここ、重要ですが) 最低限必ず守ってくれる「枠」はありません。
上記にかかわらず (日本では未だ)保険料の 一部 を積み立て、 満期 に償還するタイプの保険が人気を博しているのですね。
(世の中では「終身保険」と呼んでいます・・)
保険会社さんは「貯蓄性の保険ですよ」と言ったりしますが、 それは 間違い です。
(そもそも)保険料の 一部 を積立てるだけで、 預金 と同じような「貯蓄」ができるわけがありません。
(そうですよね?)
終身保険 は 貯蓄 ではないのです。
貯蓄は貯蓄、 保障を買うなら保障を買う。
きちんと分けた方が ムダな支出を省くことができます。
(保険会社さんに わざわざ たくさんのお金を預ける必要はないのです・・)
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