2005年06月21日(火) |
科学的な投資って・・? |
こんにちは、カン・チュンド です。
皆さん、お元気でいらっしゃいますか?
さて(誰も信じないかもしれませんが) わたしは高校時代、ラグビー部に所属していました(笑)
(ちょっと昔を振り返ると・・)
当時、練習の一環として連続の「走り込み」をよくさせられました。 (息が切れて、足が動かなくて、ほんとうに 地獄の特訓?でした・・)
その当時は、とにかく気合が大事だ、掛け声だ、 という「精神論」が幅を利かせていたように思います。
(たしか試合途中の 水 もご法度でした・・)
今では スポーツを行う際の 水分補給 は常識となっています。
試合の途中に水分を摂ることは決して「怠ける」ことではなく、 より長く体を動かすために「必要なこと」だからです。
例えば皆さん、
サッカーというスポーツに習熟するためには、 どんなトレーニング を積む必要があるのでしょうか?
どの部位の筋肉を鍛えれば、 サッカーという競技に役立つのでしょうか?
(わたしはまったくの門外漢ですが)
サッカーの練習方法ひとつ取っても、 実にさまざまなものがあると思います。
いちばん効果的な 練習方法 はどのように見つけ、 また何を「基準」にして採用すべきなのでしょうか?
(これまた素人意見ですが)
その 練習 に「どれくらいの効果」が見込めるのかが 客観的にわかるに越したことはありません。
客観的?
そうです、以前に誰かがその 練習方法 を採用していて、 「これくらいの効果」があった・・。
それが数字などの【客観データ】で検証できればいいですよね。
そして、それらの【データ】が比較できればなお良いです。
(当たり前のことですが)ただサッカーがうまくなりたい一心で、 やみくもに練習すればよい というものではありません。
サッカーというスポーツ自体を、あるいはその練習方法を、 【科学的に】検証する必要があるのです・・。
◆ それは 投資 もまったく同じです・・。
投資 がうまくなりたい! という一心で、
ただやみくもに株(かぶ)を売り買いすればよい というものではないのです。
まずは 投資 が舞台としている市場「いちば」のことを 【科学的に】検証する必要があります。
マネー雑誌の予想や、株式メルマガでの情報を見ていると、
「この会社(A社)のことを(投資妙味がある対象として) 知っているのは、わたしとBさんとHさんぐらいだ・・」
と思い込んでしまいますが(笑)、
投資に参加しているのはなにも、 わたしとBさんとHさんだけではありません。
また、
◆ ほとんどの「情報」は地理的制約を越えて瞬時に伝わり、 あまたの人に筒抜けになってしまいます。
(その情報が 取るに足らないウワサであれ、 06年度の経常利益の予想であれです・・)
それが株式市場という「いちば」なのです。
この「いちば」の特徴を理解できれば、 どんな投資手法がベターなのかが見えてくると思います。
すなわち 投資手法 についても【客観的データ】をもとに 検証する必要がある ということです。
ひと昔前は「怠ける」ことだった 水分補給 が、 今では多くの人に 常識 として受け止められています。
これは過去に何人もの先達が、幾多の実験を行い、 貴重な【データ】を残してくれたおかげなのです。
もしかしたら 投資の世界 でも、 常識が180度ひっくり返る ということが起こるかもしれません。
【お知らせ】
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