ヒーリングルーム☆ひすい☆ひとりごと by ひーら
DiaryINDEXpastwill


2008年10月27日(月) アンカー効果

アンカーの魔力なんていう言葉が朝日新聞の「買い物現場
深い心理戦」の中で見出しになっていて引き寄せられました。
なぜかというと、NLPで出てきた言葉だから。
NLPは専門用語(アンカーもそう思っていました)がたくさんあるので
それをどうやって分かりやすく言い換えようかと思っているので
アンカーという言葉が新聞に載っていたのがうれしい。
ということで紹介させていただきます。

簡単にまとめると
たとえば希望小売価格の39,800円という数字を見ると
それが元値だと信じて販売価格の29,800円が安く感じられる
(あるある!笑)
このように一度○○という数字を刷り込まれると離れられない
という作用がアンカー効果と呼ばれると。
実験で、学生番号の下3桁を紙に書かせたあとにモーツァルトが
生涯に作った曲は何曲か?と問うと、学生番号が大きいほうが
答える曲数も大きくなるんですって。
おもしろいですよね。
まったく関係のない学生番号がアンカー(錨)になって、次の予想
(曲数)が影響される。それほど数字は無意識に頭に残ると。

NLPでは数字にこだわらないけれど、言っていることは同じ。
香水の香りから誰々さんを思い出す♪とか。
過去に香水のアンカーが作られているので、香水の香りが
今の自分の反応を引き起こすんですよね。
それが素敵なことならいいけれど、そうでないものも
たくさん持っている。
NLPの手法を使うと不便なアンカーは自分の好ましいように
変えていくことができるし、便利なものを作ることもできるので
便利だなあと思います。


ひーら |MAILHomePage