ヒーリングルーム☆ひすい☆ひとりごと by ひーら
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2009年02月01日(日) 愛ある医療

ご縁があって、「心を見つめ、いのちを見守る愛ある医療を考える」
公開講座へ行ってきました。
副題に〜現代医療よ、魂を語ることを怖るるなかれ〜とあるように
現役の医師がホリスティックな医療を語ってくれました。
医療に光が差したように感じました。

私が聞いた中で、印象に残ったことをメモ代わりに書いておきます。

櫻井さんがうつ病から回復する転機となったことのひとつに
自然との触れ合いがあって、自然は最大のヒーラーという言葉は
深かったです。
他にも故郷で食べる食事や景色など五感の刺激によって
生きる力がよみがえってきた、元気だった頃のことを思い出した
というのが、心に入ってきました。
また本「魂の伴侶」との出逢いが大きかったようです。
金子みすゞさんの詩や「1/4の奇跡」の雪絵ちゃんの詩も
紹介してくれました。

長堀医師は西洋医学の中で、いろんな矛盾を考えていたとき
「前世療法」を読んだら、クリアになったとのこと。
遠藤周作さんの言葉「医療は医学+人間学」そして人間学には
見えるものと見えないものがあるのではないかということも
お話されていました。

おふたりに影響を与えた本は2冊ともブライアン・L. ワイス博士のもの。
翻訳された山川さんご夫妻も会場にいらしていたのは、このことを
伝えたくてご招待されたのでしょうか。

伊藤医師が最後に伝えてくれたお話は、とても共感しました。

ニュアンスで伝わってきたので、かなり自分の言葉で書いてしまいますが
『スピリチュアルな世界にはまってしまうと「病気はメッセージ」だからと
一生懸命メッセージの意味を探ろうとしたり、自分でも相手でも
病気になっている人はどこかに誤り(間違い)をしていると
ジャッジしてしまうことがある。
自分で責任をとるということは前向きな力になるけれど、病気の人に
責任を負わせるようなのは優しくない。』

私は以前、すべては自分が創っているというのを知ったとき
何もかもが怖くなってしまったことがありました。
今の現実がよくないということは、私が間違っているからだと思うと
失敗が怖くて身動き取れなくなったのです。
自分を責めて、悪循環にはまっていった感じです。
今から思えば、捉え方が適切でなかったのですが、今回の伊藤医師の
お話と重なりました。
そして目の前の人にたいして(自分も含めたほうがいいかな)
ジャッジせず、愛をもって接することをもう一度自分の心に
浸透させました。

他にも、癌の患者さんである人になんとかならないかと相談している人は
うまくいかないんだけど、自分でなんとかしよう!と思った人は
治っていくというお話をポロリとしていました(笑)
これもすごく共感したけど、言葉だけ読むと誤解を生むかなあ。
自分で責任を取るというのは、重たいことではなくて
自分を信じられて、自らのエネルギーを引き出すことになる。

こうやって書きながら言葉にすることの難しさを改めて感じました。
講演会という相手の反応が分からないところで話をするって
すごいことですね。


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