表身頃のココロ
ぼちぼちと。今さらながら。

2004年10月26日(火) 「ザ・ゴールデン・カップス ワン・モア・タイム」「舞台より素敵な生活」「ライス・ラプソディ」

以下、見てからだいぶ経った時点での覚え書き


東京国際映画祭招待作品

◆舞台より素敵な生活
How to Kill Your Neighbor's Dog
[2000年/98分]

監督:マイケル・カレスニコ
出演:ケネス・ブラナー ロビン・ライト・ペン


私はケネス・ブラナーをご贔屓にしている。
イギリスのインテリ俳優が好きなのだ〜。
アメリカ人の妻(ロビン・ライト・ペンも好き)とアメリカで暮らしながら、アメリカに馴染めずにいるというか馴染む気のない典型的イギリス人演出家が彼の役どころ。
「ピーターズ・フレンズ」の役にかぶるところあり。
その彼が舞台の演出に行き詰まっている時期、隣に引っ越してきた少女との関わりを通じて周囲を人生を受け入れていくというお話。
予定調和されたそつない普通の面白さ。


東京国際映画祭コンペ作品
◆ライス・ラプソディ
Rice Rhapsody  [2004年/108分]
監督:ケネス・ビィ
出演:シルヴィア・チャン、マーティン・ヤン

時間が余ったので当日券で見る。
ゲイの三兄弟を持つ母の奮闘記。
特に好きな話では無かった。



その後、有楽町で完成披露試写会。
メンバー5人の舞台挨拶あり。
◆ザ・ゴールデン・カップス 
ワンモアタイム 
One More Time [2004年/130分]
監督: サン・マー・メン
出演: ザ・ゴールデン・カップス(デイヴ平尾、ケネス伊東、エディ藩、ルイズルイス加部、マモル・マヌー、ミッキー吉野)
北野武、忌野清志郎、横山剣 、矢野顕子、萩原健一

こ・・これは、日本の「ラスト・ワルツ」になるかもしれない〜と思ってしまった。
念のためいうと「ラスト・ワルツ」はマーティン・スコセッシ監督が、ザ・バンドの解散コンサートを撮った世界遺産級(あからさまに超私見!)ドキュメンタリーである。

映画は一部と二部に分かれ、一部ではメンバーや現在ビッグになっているアーティスト達のインタビューとお宝映像や写真で構成される。
時代の空気と、横浜本牧という米軍基地を有する特殊な地で、いかに彼らが新しくて不良で格好良かったかということが語られる。

二部では三十数年ぶりに再結成されたライブの映像が展開される。
これがまた渋かっこよくて、巧くて、これ一生聴いていたい〜とココロから思ったほど。
年がばれるが、私は小学生の頃ゴールデン・カップスが好きだったのだ。


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