やべーよ。
アタシは日記を書くのは実はめっさめさ苦手です。子供の頃、作文を書いたり、物語を書いたりするのが好きだったんですけど、『自分の心の中を見せる事が怖い』という無駄な学習経験が行く手を阻んでてしまって、『言葉にすら上手く出来ないのに、文字で表現するなんて!』っちゅう感じで、今のように日記を書くなんて思いもよらなかったです。 自分の心を文字で表現すると、なんとも安っぽくて、薄っぺらくて、微妙な心の中の色合いがこういう「文字」では表現し難く、書きながら「違う!こういう事を書きたいんじゃない!」と全部を消してしまう事なんてザラです。 この日記も読めば5分も掛からない内容なのに、書くのには最低3時間ほど、下手すりゃ一日かけて書きます。HD内のメモ帳などに保存して。 だからアタシの日記を読んで下さっている訪問客様と、先日実際に電話で喋ったんですケド、「なんだか雰囲気が違うねー。もっとチャキチャキしてるのかと思った〜。」と言われました。アハ〜そうなんです。実際喋ってみるとアタシはそれほどチャキチャキしてません。どっちかって言うとノロノロしてて反応が鈍いんです。別にチャキチャキ感を演出して書いてるワケでもないんですけど、文体からそういう印象を受けるのかしらん。 でも、「じゃあ美南海は作られたキャラか?」と言われるとそれもまた違うんですよねぇ。他の放置同然の日記もそうなんですけど、どれもアタシ自身には間違い無いんですよ。ウソ書いてないし。 アタシが日記を書くと、言葉の流れが攻撃的なんですよねぇ・・・きっと。日記って、書き手側が一方的に自分の意見を吐き出してまくし立てる状態じゃないですか。書いてるうちにだんだん加速してエキサイトするし。だからそんな感じに見えるのかも知れないですけど。 一個の日記を仕上げるのにまさに「骨身を削って書く」感じで、UPした直後は燃え尽きてます。「私には明日は無い。もう出すモノはこれ以上何にもありませんわ。」と、トイレ内の下痢終了よろしく書きますから。 なのに気が付けば4つも書いてたりして。矛盾してんじゃんオレヽ(´ー`)ノ<アハーン 活字にすると何とも薄っぺらく安っぽいんですが、自分の書く文章からまた違う目線で自分を見つめなおすには格好の材料だと思います。心の中を整理整頓するって意味で。そして意外な自分の一面を垣間見たりして。 そして燃え尽きるように書く日記に、読む方々に何かしら感じ取って貰えれば燃え尽き甲斐もありますし。それに読み手側が共感して下さったり、逆に反感を持たれるにしても、どちらにしても自分の一部分の何かしらを提供できたと言うことに他ならないのですから。 Webにある日記やテキストの類のものって、肉体が剥がされた魂、言霊だと思います。良い意味でも悪い意味でも、言葉と言う手段で自分が裸になり、言葉の中に潜む人間的本質だけが剥き出しで、外見に惑わされる事もナイ。怖い反面、それが快楽にもなり得ます。 Web日記とはアタシにとってハイリスクハイリターン。そういう魔力を知って、その魔力に取り憑かれてます。はい。
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