「三つの事を言われると一つ忘れ、五つの事を言われると二つ忘れる」と言うレヴェルで自分が如何に常日頃から物忘れが激しいかという事は、「1たす1は2」「餅つきしてるウサギが実は月に居ない」「私イコール露出狂」の例えと同じように当然の如く自覚していましたが、母が入院した頃から更にターボどころかニトロ搭載車か俺はと思うほど一段とフルブーストで物忘れの激しさが加速してたのですが、今日は地に100メートルほどめり込むような勢いで思いっきり凹みました。
ホント此処の私の頭は、最近何を何処に置いたのか全く記憶の断片から抜け落ち、まるで波平さんが頭にかけた老眼鏡を必死に探してる様相とちっとも変わりません。
つか、置いた場所以前に「それ」自体を置いたかどうかも覚えてませんし、最後に「それ」を持ってたのはいつだかすらも覚えてません。イッツアミラクル!
無くした物はおおよそ1ヶ月前に大金を叩いて買ったヴィヴィアンウエストウッドのサングラス。思い切って良い物を一個買おうとフレームが2万、レンズのみでも1万円もしたのに。レンズのカラーが在庫切れでわざわざ取り寄せてもらって作ってもらうのに2週間ほど待ってやっと受け取ったのに。
そう言えばそのちょっと前にもサングラス無くしたんだわよ。それは金額的には1000円ほどのものだったんだけど、形も色もめちゃめちゃお気に入りで、わりと最近買ったのにすぐに無くしてしまったんだった。何処探しても無いんだよ、これも。
12月は仕事でお客さんところに出す請求書3通を書いてセロテープで封をしたまでは覚えてるんだけど、その後の記憶がズッポリ抜けてる。何処に置いたんだ?つか、もしかして私、無意識の間にポストに投函した気もせんでもない・・・。お客さんの所にオドオドしながら電話をして「すすすいません。つかぬ事をお伺い致しますけど、ウチからの請求書って其方に到着してます?」と淡く切ない期待を持ちつつお聞きした所「いーえー♪着てませんよ♪」と言われてその時も12メートルほど地にめり込みましたが、それも未だに発見されておりません。
自分でも苛々するほど、34歳でもうこのボケぶり。脳のシワがノビノビでツルンツルンのテッカテカのピッカピカって感じです。逆に目尻やら顔やら体やらはもうシワシワのタルンタルンのデロンデロンだし。はじめ人間ギャートルズに出てくるみたいなガイコツの死神のお迎えもそろそろ近い?
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