 |
 |
■■■
■■
■ 欲望のままに突っ走ってもいいじゃなーい。
2006年01月30日(月)
焦り始めた。こんばんは、月瀬です。 昨日ゆずこと語り合ったら無性に絵が描きたくなって、思わず描いた。

……知ってる知ってる、私の絵の需要が無いことくらい(笑)でも元は絵描きだったので今でも描くのは好きだし頼まれればいそいそと描くし、こんなんでよろしければ。でも思った、よかった漫画で忍跡やらなくて!(笑うところだ。だって無理を感じたもの。絵は出来てももう漫画は無理だ)
それとそれと、ゆずことメールしてて妙に乙部を書きたくなったので…苦手な方はスルーしてください。そうとう跡部がおかしいです。
***********************
これは、夢じゃないだろうか。
「侑士」 普段ならば絶対に出さないような、ちょっと下足らずな甘い声で名前を呼ばれた。 そろそろ寝ようという時間。寒がりな恋人のためにもう一枚毛布を引っ張り出す。 同じベッドでくっついて寝るのだから自分はさほど寒くは無いのだが、隣で寒いと跡部は良く口にするのでさすがに可哀想だと思ったのだ。 彼が歯を磨いている間に準備をしてしまおうと一人寝室にいたのだが、磨き終えたのだろうか気がつけば背後には跡部がいて、そして妙に甘ったるい声で喋りだす。 「跡部?」 「…や」 普段の俺様っぷりと比べると様子がおかしい。 具合でも悪いのかと名前を呼べば、悲しそうに眉を寄せて否定の言葉を口にした。 「嫌って…何が?」 「…名前」 「うん?」 「景吾って、呼んで」 あーとうとう耳までおかしくなったかと一瞬気が遠くなったのだが、ぐっと踏みとどまる。目の前の跡部の唇の動きと、聴こえてきた言葉はばっちり一致していたのだ。 「あと……景吾?」 もう一度苗字を呼ぼうとすれば不機嫌そうに睨まれたので、慌てて名前を呼びなおした。 そうすればさっきまでの態度はどうしたのか、一転して嬉しそうに顔を綻ばせる。 「侑士」 「…どうしたん?なんかいつもと違うやん」 「そお?」 気がつけば彼は自分を滅多に呼ばない下の名前で呼んでいる。 本当に機嫌のいいときにだけまるでご褒美のように呼ばれるその名前が嬉しくもあったのだが、今目の前の跡部は嬉しそうにその名前を呼ぶのだ。 自分も滅多に彼を下の名前で呼ぶことは無く、むしろ嫌がられたので人前では決して呼ばないようにしていたのに。 少しだけ頬を赤く染めて瞳をきらきらさせながら近づいてきた跡部は、そのままぎゅう、とこちらの胸に飛び込む形で抱きついてきた。 「え、ちょ…景吾?」 「もう、寝る?」 突然の出来事に頭はついていけずにパニック状態。 だって、あの跡部が。 嬉しそうに抱きついてくる姿など誰が想像出来ただろうか。 自分のほうが少しだけ身長が高いせいで跡部をはこちらを見上げる形になる。 至近距離で潤んだ瞳をこちらに向けている跡部は、自分の妄想とかを遥かに飛び越えて可愛い。 普段は綺麗な顔だと思っていたけど、今日ばかりは可愛いと思った。 「あのね」 「うん?」 「えっとね…」 自分から抱きついてきたくせに急に恥ずかしそうに俯いて。 何か言いたげにチラチラと見上げては逸らし、見上げては逸らしを繰り返している。 願っても無い状態に自分だってもうそろそろ限界だ。 なんだろう、この目の前の可愛い生き物は。 俺様跡部が小動物に見える、というありえない状態に眩暈さえ感じ始めた。 「どうしたん?言って?」 「えっとね、………シよ?」 「…………は?」 赤く色づいた唇が放った言葉の意味がわからないわけではないのに、その予想外の台詞にしばしフリーズしてしまった。 やっとのことで音になった声も、中途半端に聴き返すだけのもの。 恥ずかしそうに耳まで赤く染めた跡部は、こちらの態度を否定ととったのだろうか、みるみる瞳をさらに潤ませて悲しそうに顔を歪めた。 「侑士、景吾とえっちするの、や?」 「そ、そんなことあらへんよ!」 「…ほんとに?」 「ほんまやって!こんなかわえぇ景吾とえっち出来るん、すごい嬉しい」 嫌なわけがない。むしろ願ったりだ。 この棚ぼたな状況に頭がついていかない、というだけ。 慌てて否定をすれば、可愛いという言葉に反応したのだろうか、嬉しそうに、すりすりと身体を寄せてくる。まるで、猫みたいだ。 「あのね」 唇を耳元に寄せて、甘い吐息混じりに聴こえた台詞は。
「侑士の、好きにしていいよ?」
もういっそ耳なんかおかしくなっててもいいと思った。
**************************
わぁー…(笑)ここで終わりかよ!って突っ込みは無しです。だってこの子達このまま放っておいたら確実にエロに突入するわけじゃないですか。無理ー!!っつーか跡部がそうとうアホですねー。こういう乙部が実は大好きです。そうかそうか、いろいろ焦り始めて疲れてるんだな私。これちゃんと書いたら一本出来そうだ。 こういうのは需要があるんですか…?
アイスキャンディーも待ってますv(私信)
よくよく考えたらすっげ恥ずかしいな、自分。日記にこんなの垂れ流しってどうよ。見捨てないでくださ…!
|
|
 |