あなたが 私を 飼い慣らした。時間をかけて ゆっくりとね。もう 泣きながら 走ったりしなくて いいよ。腕にからまる 長い髪も私は ほどくことが 出来ないから。こんなに深く 刺さった棘も愛おしく 思うの。 涙が出てるね。あなたを 風化させたりなんか 出来る訳ない。「好キナノニ」 「ダカラナニ?」