前潟都窪の日記

2005年12月05日(月) 個人情報保護とメール

 学生時代の友人達で作る囲碁会の70回目の例会に参加した。その席で前潟都窪の名前でメールが出まわっているが、誰だろうという話になった。そのメールにI氏の名前が70人位の人達と一緒にでていたぞと或る人から教えられたとI氏が言った。I氏は出所がどこなのか不気味だとも言う。
 そう言われて思い出したことがある。大学の学寮の卒寮生達で作るOB会の幹事を引き受けた時、総会の案内を出すのに、Eメールをやる人達には往復はがきの投函を止めて、メールで案内した。その時熟慮せずに、同じ学友達だから同文でCCを使って発信すれば一通のメールで用件は達することができる。お互いにメールのやりとりをするのにもCCにアドレスが記載されている方が便宜だろうとむしろ効用の方に力点をおいて考えていた。
 更に。総会が終了した翌日、撮影した当日のスナップ写真をアルバムにしてウエッブ上にアップし、そのURLを記入したメールを発信した。その時もCC欄に会員の名前を書きつらねたのである。たまたまI氏はこの総会には出席しなかったので、アルバムには写真が載っていないのでアルバムのURLの入ったメールをI氏には送信しなかったという次第である。
 I氏が言う所のメールとははこのことだということはすぐに判った。その事情は説明してI氏の不審な気持ちは解消したようであるが、反省点としては、やはりメールのアドレス自体も内緒にしておきたいと考える人達もいるだろうということに配慮が足らなかったということである。
 個人情報保護法等が出来てから余計にこの種の問題には皆神経質になっているから今後はBCCにして発信する必要があることを知らされた。


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