前潟都窪の日記

2006年06月15日(木) トルクメニスタンの旅1・・・アシハバード、クフナウルゲンチ

2006.4.27

  トルクメニスタンは最近まで観光客が入れなかった国であるから今回の旅行でも楽しみな場所であった。終身大統領になったニヤゾフ大統領の専制政治が行われているが、カスピ海沿岸で産出する石油のお蔭で中央アジア五ケ国のうちでは、カザフスタンについでGNIも1,120ドルとウズベキスタン、キリギス、タジキスタンを遙に凌駕している。現実にトリキスタンの都会地では今や、高層ビルの建設ラッシュで至る所に建設用の大型クレーンが林立している。

特に首都のアシハバードは丁度東京オリンピック前の東京都内の状況と似た活気に満ちていて、建設中のビルが夥しい数である。

クレーンの林立するアシハバード市内





一方で情報統制は厳しいようで、写真撮影については充分気を配らないと撮影禁止の場所が多数あるので思わぬトラブルに巻き込まれる虞れがある。

さてウズベキスタンのヒワの観光を終えてヒワのホテルを朝8時30分に出発して陸路、国境を越えクフナ・ウルゲンチを目指す長駆250�劼離丱好疋薀ぅ屬任△襦�

綿花畑、小麦畑、草原をひた走り国境へは9時半頃到着した。出国手続きに約一時間を費やし、緩衝地帯をミニバンで移動し、トルクメニスタンの入国審査である。ガイドがくどい程に写真撮影をしないようにと注意する。たいしたトラブルもなく正午前には国境を通過し、トルクメニスタンに入国した。

国境近くのタシャウズでナディラ・レストランというところで昼食を摂った。サラダ、らぐまん、チキンとビーフのグリルであった。赤大根を好んで食べた。ここでも恒例の人参の千切りが山ほどもでていた。葱や大蒜もサラダに添えられている。 

タシャウズからクフナ・ウルゲンチまでの道中では車窓に、ガスのパイプライン、畑、驢馬の車、時として現れる砂漠を眺めながら移動する。大きな建物や検問所には必ず掲げられているニヤゾフ大統領の肖像画をいやという程見せつけられた。

現地ガイドの説明によればこの国では、ガス、水道、電気、塩は無償で国民に支給されるという。

 遺跡のある場所クフナ・ウルゲンチに到着し、最初に訪問したのはトレベクハニム廟である。





 クフナ・ウルゲンチは2005年10月にユネスコの世界遺産に登録された。13世紀のモンゴル軍の侵略、15世紀のチムールの侵入により破壊されたが、ヒワに17世紀に遷都されるまではホラズム王国の首都であった。ヒワに遷都したのは1615年頃、アムダリア川の流れが変わり水がこなくなり沙漠化したからである。

クフナ・ウルゲチでは次いでクトゥルグチムールのミナレット、スルタンテケシュ廟、クルクモッラーの丘、イル・アルスラン廟、キャラバン・サライの入り口跡、ネジメッティン・クブラー廟、スルタ・アリ廟等を見学した。

クトゥルグチムールのミナレット





スルタンテケシュ廟




クルクモッラーの丘




イル・アルスラン廟




キャラバンサライ入り口の跡




道路補修工事中のネジメッティン・クブラー廟(左)とスルタン・アリ廟(右)




再びタシャウズに戻り、深夜23時発のトルクメニスタン航空でアシハバードへ飛んだ。なにしろトルクメニスタンには航空機が七機しかなくこの航空機をやりくりしながら運行しているのでタイムテーブル通り飛ぶことは少ないようである。我々の搭乗した航空機も約一時間遅れの離陸となってしまった。


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