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| 2002年10月02日(水) | 妖しい空 |
台風でしたね。ふつうはこの時期に台風は来るんでした。
大阪あたりでは昨日の夕方ごろから雨はやんでました。
帰りの電車で空がとても怪しい色になっているのを
しみじみ見てました。
手が届きそうな低い辺りにねずみ色の雨雲が立ち込めていて、
その重そうな雲の切れ間から上空の雲がまたぼもろもろと浮かんでいた。
その上の方の雲は夕焼けの色に刻々と変わっていって、
金色からオレンジへそしてピンクへと。
ねずみ色の雲の上できれいなパステルな色の変化が繰り広げられるのは、
きれいなようで妖しい雰囲気でした。
なんか、ドラゴンでも降りてきそうなかんじでした。
なんと言っても空いっぱいにあのうっとおしいねずみ色の重そうな
雲が広がっている光景はとても憂鬱なかんじでした。
世の中がいっつもあんな空の色になったらみんな陰気になるだろうなー
なんて思いつつ、なぜ、グレーでなくブルーが憂鬱なんだろう？
と思ったりして・・・。
小さい秋を見つけた。きんもくせいの香りがします。
