ミウラ記

2002年11月18日(月) 秋と冬の間に。

私はたとえ午後から講義の日でも午前中に学校に行きます。
今日この日月曜も午後2時以降に講義が始まるのですが午前には大学に居ました。


さて、いつもMとともに構内のベンチで昼飯を食らっていました。
とても天気がよく、綺麗に染まった銀杏がはらはらと舞っていました。
普段あまり食べないMですがこの日は「お腹すいた」と言うので
給料出たばっかりの私がおごることにしました。


さて、購買でお菓子を買い元の場所に戻って来ました。
と、さっきまでは背後側で気付きませんでしたが私達の後ろの方の
少し離れたところにはもう一つベンチがあり、そこにはカップルがいました。


いや、別にそれなら普通気にしないんですけどね、



明らかに冬色だったんですよ彼ら。
それに気付きつつ私達はベンチに座り食べ始めました。



ミ「ーだよね〜…はは…」

M「あはは・・・・・・・・・・・」

ミ「・・・・・・・・・・・・・・」

M「・・・・・・・・・・・・・・」

ミ「ところでさぁ…うちらの後ろにいるカップル、何か… その…
  明らかに… ねぇ?

M「だよね!?オカシイよね!?(笑)」

ミ「だよな!? 明らかに冬到来って感じだよな!?」



そんなわけで私達は食しつつ背後のカップルを観察し始めました。



さて最初に見た状態だと、彼らはそろって暗い表情をし、そろって下を見ていました。



ミ「ありゃー修羅場だな〜」

M「何だろー、彼の方から彼女にかな〜、逆かな〜、今どうなってる?」

ミ「えっとね〜… あ、彼女泣いてる!!

M「うそ! あ、ホントだ!!」

ミ「こりゃもう終わりだな〜、あ、男の方が彼女の肩を抱いてるー」

M「終わりだねー」



と、どうやらカップルはお互いに話し始めました。



ミ「おいM、今どうなってる?」

M「ん?・・・・・・・・・・・・・!!
  仲直りしたみたい」

ミ「え?何で??」

M「仲直りしたみたい

ミ「何でよ、笑ってるの?」

M「仲直りしたみたい

ミ「だから何だっつの!!」

M「いや〜、その〜、何かこう〜、重なり合ってて〜…」





どうやらそいつらちゅうしてたらしいです。
私がちらっと見てみると二人ともにっこにっこしてました。



ミ「たしかに仲直りしたみたいだな(笑)」

M「あ、行っちゃう」

ミ「大団円だな(笑)手まで繋いじゃってまあ」

M「恥ずかしくないのかな…」



いや恥ずかしいとかの前に構内でんなことやってる時点で大間違いです。




まあ一番恥ずかしいのは観察していた我々でしょうがね。





ところでさっきからOutlookExpressが起動しません。
罰でも当たったのでしょうか。


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