あまりにクサクサする環境がにじり寄って来ていたので、休みを取って歌舞伎座に出向いた。チケ代がべらぼうなので、そう頻繁には行けないが、好きなのである。超絶ベストマッチング(笑)の仁左衛門&玉三郎で『十六夜清心』。何度観ても、玉三郎さんの美貌は、最早この世の者ではないレベル。男や女、性別を振り払い一段飛び抜けた表現者を、私は尊敬する。