われ想う
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2002年03月25日(月) 探しても見つからない。

ひょんなコトから、再び火が着いてしまいました。小野塚カホリ。
昨日の日記にチロリと書いたフレーズは、彼女の作品の一部です。
あ、再熱とか言っても、私が持ってるのって所謂『や○い』系だけだったり(汗)。
若いお嬢さんの雑誌(笑)で連載している(いた? それすら知らへん奴)、
そっちは一切読んだことありまへん。むしろ興味なし(←アカンやん)。

彼女の作品の中に出てくる言葉が、とても好き。
全身全霊で『生きている』人間と言葉が感じられるから。
少しのシワも無い、ピンと張った真っ白な紙のようです。
ちょっとぞんざいに扱うと、気付かないうちに切りつけられて血が出ている、
そんな感触がします。
痛むところには、より痛く。優しく触れるところには、より優しく。
そんな言葉が詰まっています。



まーねー。
高校時代、授業中に「幼馴染み」ルビー文庫:吉原理恵子を隠れて読んで
堪えきれずに泣いた奴ですからねー(苦笑)。
コレ、今になって思えば、かなりバイブルかも(笑)。「間の楔」は言うに及ばず。


やっぱり、何て言いますのやろ・・・。凸と凹じゃない切なさとか悲しさとか。
生物学上の問題や構造だけを取り上げるのは、もの凄く軽率だけど、
どうして、男とか女とかがあるのかな・・・と、ふとした時に思うのでした。
答えは、きっとそれぞれの胸の中に、ひっそりと存在するんだろう。


愛する対象は、男であろうが女であろうが、「その人」なのにね。


睦月 |MAILMy登録