われ想う
INDEX


2002年04月10日(水) 排球熱再び。

昨夜、もの凄く久し振りにバレー選手の青山さんをTVで見た。
低迷する日本バレー界を再建するために、プロ・アマ無関係で公募・選抜し、
2002年の日本代表を決める・・・という試みがなされている。
そこに、青山さんがいた。
32歳だって。ちょっと面食らう(苦笑)。初めて見たとき大学入りたてやったやーん(白目)。

私は、高校時代に男子バレー部のマネージャーをしとりました。
「頑張ってね★(キラリ)」なーんて甘いことは、これっぽっちもありません。
年がら年中ジャージです。女子高生なのに。制服よりも着てた時間は長いかも。
「一人でバレーネットを組み立てられなければ、一人前のマネではない」という、
空恐ろしい基準の元、せっせとネットを張っていたのよ。
あのポール、むっちゃ重いねん。
158cmの身長(私)で、243cmに伸ばした支柱(推定20kg)を運ぶねん。
よく落として死ななかったもんだ。

小学生で初めてバレーの国際試合を観て、田中直樹という選手に惚れました。
ココリコも好きです。
いや、それはいい。
この人が、「上がったトスは全部打ってやる」という、全身全霊・一球入魂タイプの
プレイヤーで、以来好きになる選手は全部この類。だから結構、短命だったり。
そこもまた、悲壮感漂う感じで良かったんだけども(←毎度ながらズレてます)。
そんな「ぅどりゃー!!!!」タイプのアタッカーの中で、
唯一と言ってもいい「淡々と」プレイするのが、青山選手。
「巧い」って言葉がピッタリで、悪く言えば裏をかくのが上手な人(苦笑)。
国際舞台で通用する身長じゃない分、技術力はズバ抜けてたと思う。
そして、そんな小さい自分でも全日本でやれるっていうプライドが高かった。

その人が、ひと回りも下の無名選手に「俺も頑張るからお前も頑張れ」とか言ってる。
下克上の世界を渡ってきた選手が、何か凄いなって。
ライバルに向かって、エールを送れる人ってそうそういない。
しかも、ポジションをアタッカーからリベロ(守備専門)に代えて。
「何があっても、何としても、オリンピックに出てやる」の気迫だけしかない。
それ見て、高校時代を思い出した。
バレー選手にとったら「春高バレー」の代々木体育館が夢の舞台なのだ。
野球なら甲子園、ラグビーなら花園、MACHINEGUNSなら国立(←んあ???)。
それぐらい、でっかいでっかい夢なのだ。
きっと青山さんにとって、代表に復帰してオリンピックに出ることが、
その夢を叶える舞台なんだろな。そのために一生懸命。

純粋に何かに向かってない、近頃のワタクシが露呈致しました(苦笑)。


しばらくバレー観戦から離れてたけど、また観たいなぁ。
ルール変わってから面白くなくなったんだけどさ。プレイが観たい。
あ。田中直樹さんは九州小倉の出身だべ(笑)。まただ、また。
しかも、ちょっと「追っかけ」そうだった松下電器の彼は「宮崎(謙彦)」さんだ(笑)。
すげー。バカ。
最近好きなのは・・・平野くんだったんだけど、やはり春高で控え室が隣だった朝日健太郎。
キミ、頑張ってくれたまえ(←何モンだよ)。


睦月 |MAILMy登録