われ想う
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2003年01月21日(火) I Believe.

今日は仕事で、某小説家さんにお会いした。
この方は執筆活動の傍ら自然保護にも尽力をされていて、とても大きな心の持ち主である。
お話の中で、ここ最近の日本には「音」が減ってきましたね、と寂しそうに語られた。
川のせせらぎ、虫の音、鳥のさえずり、竿だけ売りの呼び声、障子を開ける音。
雑音や騒音は「音」ではなく「害」である。
「音」とは、耳と心で聴き取るもの。
インスピレーションを掻き立てるもの。
世界中を見ても、日本ほど多種多様な「音」に満ち溢れている国は無い、のだそうだ。
黒塀や石積に代表される「重」の文化と、障子や簾、蚊帳など「軽」の文化。
この2つがバランス良く混ざり合って、美しいモザイクを作る。
これが現在の日本で、壊れ歪みつつ、ある。

外国人である氏が、とても愛おしそうに日本について語るのを聞いて、
何だかちょっと恥ずかしくなってしまった。
今の私に、これほどまでの愛着が、自分の住む国(環境)にあるだろうか。

反面、朽ちていく自然を目の当たりにした経験があるからこそ、
「何が大切か」「何を守らなければならないのか」が判断できるようになったんですよ、と氏。
最低まで落ち込めば、あとはもう良くなるしか選択肢は無い。
それは非常に悲しい結果であったとしても、そう考えるしか、無い。


しかし最後に「私は、信じます」とおっしゃった。
「何より、日本が大好きですから」と。

やはり、信じる力は、何よりも強い。



BTさんのシークレットLIVE。
馬鹿みたいな値段で、オークションに流れています。
泣きたくなるほど大量に。

何が、大切なんだろうか。
何を、求められているんだろうか。

反吐が出る。

でも。
それでも。

信じるのだ。

己の気持ちを。
彼らの「音」を。

信じるのだ。


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睦月 |MAILMy登録