われ想う
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2003年07月09日(水) 鳥籠の中で自由に生きろ。

一瞬、天地がひっくり返りそうな騒動になりつつも、盛岡の足を確保。
さすがだね、夏休み。そしておそらくマシンガー多数。
だって夏の東北って高いんやもん。通常価格でなんて更々無理さ。
東京駅6時4分発だろうが、背に腹は代えられん。
あぁ。コンフェデレーション杯とカブッた新潟以来の始発電車。

こんなんばっかり(白目)。

しかし今回は、ちょっとリッチに往復♪グリーングリーンの旅〜。
結果オーライ率が異常に高い我々ですけん、今回も逆転ホームランだすよ。
・・・ってこんな口、チケットが取れたから叩けるわけで。冷や汗。
韋駄天の如く走り回ってくれた同志に感謝。


帰りの電車で乗り合わせたお兄ちゃん×2が、映画論について熱く語っていた。
その中に「4分33秒」の声を聞く。思い出すなぁ。学生時代。
『4分33秒』とは、作曲家ジョン・ケージが作った、音のない曲。
演奏者がピアノの前に座り、蓋を開けたところから閉めるところまでのジャスト4分33秒。
その間、何の楽器も演奏されない。
時間内に発生する音、例えば観客の咳払いだったり、隣の教会の鐘の音だったり。
はたまた遠くで聞こえるケンカの声や、息づかい。
それらが作り出す「音楽」が『4分33秒』である。
同じものは、ひとつとしてない。
それを「演奏」するとき、それぞれの『4分33秒』が生まれる。

とかって授業を、専門学校のとき受けた。
毎日の生活に役に立つか?って問われると、そうではない。
でも、自分の細胞にはなってると思う。

そんなことを思い出しながら、ふと見上げると、私が通っていた専門のポスターが。
そこにはデカデカと『余計なことは、教えない』と書いてあった。

言いたいことは、解ンだけどね。
「プロとして食っていける即戦力になる人間を育てる」とか言いたいんだろけどね。
つまんねー学校に成り下がったな、って卒業生は思いました。

確かに実践に役立つ授業は多かったよ。
でも、私がこの専門を選んで良かったと思った一番の理由って、授業じゃない。
そこで出会った先生とか、友達とか、想い出とか、そういう人との繋がり。
私一人では知り得なかったたくさんの知識とか、そういうもんが肥やしになってんだよ。
損得勘定だけじゃ、絶対にない。

「効率よく」。そらそーだ。
遠征行くのにどのプランが一番安いとか早いとかお得だとか、そういうの大事だ。
でも、「人生を効率よく」って、何かぜーんぜんつまらんよ。
横道が、オモロイんだぞ。よそ見するのが楽しいんやん。
セイフティーラインが、やっぱ必要? 愛情にも保険が欲しい?


なんて考え出した。歳、取ったかな。


睦月 |MAILMy登録