われ想う
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2007年02月26日(月) 君にウインクしたいな

ふと魔が差して黄猿を聴いてしまい、頭が痛いです(泣き過ぎ)。

いやー。ほんま実感するわ。
私を育てたんは、このバンドやね。
時に守られ、時に叱られ、時にえぐられして、私は育ったんやなぁ。
「猿」といいつつ、山羊の親のようです。

JAM〜空青がいかんよ。
もちろん、曲自体も大好きなんだが、当時の自分に戻っていかん。
もう11〜12年も前になるんや……。

当時はね。
真っ暗な部屋でJAMのPV見ながら、握り拳で画面を睨んでおりましたの。
今はその、睨んだ先に見据えたモノ、に近いモノになったけれど、
その当時のまんまの気持ち(精神状態)に引っ張り戻されます。


B-Tさんは、まっさら真っ白のところに降ってきた「好き」だったので、
それから最早20年近くが経とうとするのに、その辺は変わっておりません。
あまり不純物を含まず、湾曲もせず、ただ純粋に「好き」です。
……って、「20年」てスゴくないかコレ(白目)。

まちんがんずさんも、とっても大切なバンドでした。
でも、もう既に社会人として働いていたので、のりしろも大きかった。
適度に揺さぶりをかけられつつ、生活の全般を持っていかれつつ、
どっかに素面の自分がいたことも事実です。

が、黄猿はどっちでもない。
いちばん不安定でいちばん敏感な時代だったハズ。
大人に片足踏み入れかかる。
将来や未来を考えて不安になる。
大好きな人に振り回されて、幸せを覚える。
身近な人間が死んでいく。
どれもこれも「初めて」の経験で、心が路頭に迷う。
そんな私を育ててくれたのが、黄猿ってバンドだったんやな。

喜びや楽しい思い出や後悔なんかを、一度に思い出したよ。
で、黄猿ってバンドが大好きなことも思い出した。
この根っこは、結構深い。しぶとく枯れん。
そこから落ちた種は、なかなか芽吹きはせんのやけど(苦笑)。





♪空青/黄猿 〜えまちゃんの羽毛布団ギターが最高


睦月 |MAILMy登録