音を聴く日々。
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2005年04月01日(金) |
スネオヘアー@渋谷AX |
ホームページの改定作業をしてて朝の5時就寝。午後2時起床。 かなり遅れてやってきた1週間の夏休み。気楽すぎる毎日。
スネオさんのライブを見に渋谷へ出かける。 ちょっと早めに行ってぶらぶらしようと思ってたところで、あ、と思う。 そうだ!グルーブラインのピストンさんと史香(呼び捨てすみません。 でも、さんとかちゃんとかしっくりこないので)を見にいこう! ということで、HMVのJ-WAVEサテライトスタジオへ。 いつしかバインが出たとき見に行った以来だから3年ぶりくらいか。 スタジオ前に到着すると本日のゲストの張り紙(新人さんのコーナー)に 「音速ライン」の文字発見。 あぁ、なんという偶然。しかし、私はスネオさんを見にいかなくてはならん・・・ ナビゲーターのお二人はというと。 ピストンさんはCM中にデポラップを鼻にぐりぐり塗ってました。 しかもお客さんの方を向いて。花粉症対策らしい。 史香は座っていたのであんまり見えなかったんだけど、ピストンさんの いきなりのフリを率なく交わしたりとおおー、さすが、なDJ振りでした。 来週からは仕事のBGMとして、またお世話になります。
さて、スネオ。 本日も川崎同様「まんざら・・・まんざらでもない・・・」というスネオさん作 のSEからスタート。 スネオさんは赤いジャージで登場。 ライブは「communication」「ストライク」「アイボリー」から始まる セットリストも川崎同様でした。
今日は、全編通して、バンドのまとまりを感じるライブだった。 スネオさんの楽曲がバンドの力で更にパワーアップしているような。 スネオソロプラスサポートメンバーと言うより、5人合わせてスネオバンド。 メンバーが交わす言葉は少なくとも、なんだか良い雰囲気で、 今まで見た中でいちばん好きだったかも。(バンドとして) ドラムの方が変ったのもあるかも知れません。
スネオさんはねー、今日は安心して見れた(笑) 「スネオさん!」というお客さんの声に 「お客さん!こんなところで困りますよ、お客さん・・・」 とうまいこと返したり。まったりしすぎてなかった。と思う。 体調は万全じゃなかったようで、 「今日はトイレ行かなくて大丈夫ー?」というお客さんの声もあり。 (昨日は行ったらしい) でも、ちょっと声出てないかなと思ったところ以外は、体調の悪さを微塵 も感じさせない、全力投球なスネオさんでした。 まぁ、終盤で「疲れたよ・・・」って言ってるところもあったけれども。 しかし、そこは怒涛の早い曲攻め「ウグイス」「ヒコウ」「ピント」 「セイコウトウテイ」(順不同)のとこだったので、 演ってるほうも、見ているほうもみんな疲れていたであろう。 私も酸素が薄いなか、ピョンピョンしてたので疲れました。
あと、今日のライブで改めて気づいたことがあった。 それは3枚のアルバムの色の違い。 1枚目でひねくれながらも吐露していた心情が、2枚目で外に向かい、 3枚目では、自分を隠すことなく、さらにまっすぐみんなに向かう。 だから、「アイボリー」や「フィルター」(これはインディーズ作品ですが) では、楽曲のかっこよさにテンションが上がり、 「ピント」や「ウグイス」は一緒に歌いたいと思い、 「フォーク」や「夢の続きのようなもの」「自画像」は感情移入してしまう。 いちばん染みる。 そして、スネオさんの歌詞はいつも自分の近いところにある。 だめな自分を否定しない、受け入れて、進んでみる。 これが、スネオさんを好きないちばんの理由かも知れない。
新曲の披露もありました。 ハチミツとクローバーのエンディングテーマになる「ワルツ」。 ワルツっていうからどんなかわいい曲だ、と思ってたら、全然違った。 3拍子じゃないし。 テンポ早めでメロディアスでイントロからかっこよさ爆発でした。 サビは「まるでワルツのようさ〜」(うろ覚え)って言ってたけど。 でも、キラキラしててハチクロの世界にはぴったりだと思う。 久々にシングル買おうかなー。
アンコールでは、 「今度山口百恵さんのトリビュートに参加することになりました」ということで楽曲披露。 スネオさん、ギターのヒロ君共に、今までのテクニックを全て注ぎ込んだ 1曲だそうです(笑) スネオさんは歌いだしのところでいきなり引っかかって、やり直し。 百恵ちゃんの曲、ということでロック色が追加されながらも歌謡曲が色濃い昭和な感じでした。 でも、かえってスネオさんの声の良さが引き出されてたような気がします。 歌いだしがキー低めで、サビでがっと、高音になるところとかね。 ヒロ君は、冒頭の言葉の通り、速弾きを披露してました。 かっこいいぞ、ヒロ君!
そして、ジャジーな(メロディ)にのって、メンバー紹介。 これが長かった。「誰から紹介しようかなー」とか言ってさー。 下手したらまたっりしすぎて、疲れちゃう感じだったけど、 今日は絶妙なところでそうはならず。 そして、キーボードの方がカフェロンのボーカルの人だとやっと気づいた! この前の川崎でもそうかなとは思ってたけど、今日やっと確信。 どうりでコーラスうまいはずだ。カフェロンで見たときは、 目力強くて女子ファンをぐいぐい惹きつけてる感じでしたが(笑)、 スネオさんというフロントマンがいると、やっぱ印象違うね。
アンコールは「テノヒラ」「The end of despair」で終了。 スネオさんが去った後の、メンバーによるインスト演奏、そしてヒロ君に よる影アナまでトータルで楽しかった。
やっぱり、スネオは真面目だ。 おもしろMCでごまかしても、ライブを見れば、すぐわかる。 今年も、真面目さとまっすぐさに期待してます、スネオさん。
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