音を聴く日々。
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2005年09月18日(日) |
the Arrows@下北沢CLUB Que |
昼過ぎまで寝てて、会社に行きませんでした。 あぁ、だめ人間。 まぁ、自由出勤だから休んだといって、咎められることは ないんだけど。 一応、行けない旨を会社に電話してみたところ、上司に 「そうだと思ったよ、先週あんまり寝てなかったしね」 というお言葉をいただく。 ・・・良くご存知で。
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夕方まで洗濯したり近所に買い物行ったりして、下北へ出発。 アロウズワンマンですよ!アロウズ! しかし張り切りすぎてあんまり早くついても待ち疲れ、なので 10分前くらいにQue到着。 まだお客さんんの入りは4割くらい。 Queはどこにいても見やすいので、いつもは後ろのほうで見るんだけど、 せっかくなので前め(5〜6列目くらいかな)に場所をとった。 入口寄り岩原さん前、今日はギターを見るのだ!
開演時間ぎりぎりを狙って来てみたものの、結局15分遅れで開始。 客電が落ちてSEが始まり、メンバー登場。 ボーカル坂井さんのMCに、今日が十五夜であることに気づく。 (肝心のMCの内容は忘れてしまいました・・・) SEは途切れることなく、そのまま1曲目「スターサーカス」へ。 あぁ、なんてお洒落な始まり方なんだ! 1曲目から坂井さんは踊ってる。岩原さんもステップ踏んでる。 私も早速音の波に乗って、踊る。周りの人の迷惑にならない程度に。 周りを見回すと、変なお客さんの入り方(?)で、 前方の人たちは全体的に大人しめ、後方の人々は踊ってる、という印象。 しかも後ろのほうがぎゅうぎゅうしてた。
スタートから立て続けに5曲が鳴らされる。 この曲のつなぎがほんっとうまい。 1曲終わっても、次の曲なんだろ、この曲なんだっけっていうドキドキ感が 途切れることはなかった。 アロウズは曲自体もいいけど、アレンジがうまいから惹かれるんだろうと ぼーっとした頭で思った。 で、5曲目は「アレキサンダー」!! もう演っちゃうのかー!ていう寂しさもありつつ、 もちろん聴けてうれしいのもありつつ。 まだ始まって間もないというのに、かなりのゆらゆら具合。
アレキサンダー終了後、「みんなの寝顔を想像しながら歌いました」 と言ってた坂井さん。お客さん苦笑。どういうことじゃ。 でも、曲を聴いてたら自然に目を閉じてしまったのは、確か。 いいライブを見ると目の前で演奏されてるのに、 どこか遠くを見てしまうんだなぁ。
本日のメンバーさんの衣装はというと、 坂井さん→白シャツ(長袖バージョン) 岩原さん→青のツアーTシャツに、今日はツバ付きハットだよ。 あぁ、素敵。。 ついでにスマイル柄のギターストラップがかわいらしい。 山内さん→シャツにキャスケット。ほわほわしたファー素材に見えた。 こちらもお洒落さん。 キャンディさん(マサさんと呼んだほうがいいのでしょうか) →アルバムジャケットにちなんだ、気球柄ブルゾン。暑そうだった。 でした。 サポートドラムの山田さんは、黒Tシャツだったろうか。とにかく皆さんお洒落です。
ライブは、というと2ndの「スターサーカス」と 最新の「昨日 今日 トゥモロー」の楽曲を中心に進む。 「昨日 今日 トゥモロー」はミディアムテンポの曲が中心なんだけど、 「スターサーカス」には速めの曲もあって、そこではアロウズの 違った一面が見れる。 「JIVE JIVE」とか。 突っ走っていく音たちもかっこいい。 そして、岩原さんの踏むステップにくぎづけ。 右足を軸にして左足をすごい速さで上下するんだよ。 あれでちゃんとギター弾けてすごいなぁー、と関心ですよ。素敵でしたよ。
あとね、踊ってる坂井さんに今まで目が行きがちだったんだけど、 他のメンバーもそれぞれアピールしてるのを発見。 岩原さんも何気にステージぎりぎりまで出てきてるし、 腕ぶんぶん回してる曲もあるし、キャンディさんも同じくだし、 山内さんも自分のソロのときは後ろからずいっと前に来てるし。 すごく笑顔だし。 みんなうまいだけじゃなくて、魅せ方もわかっててすごい、 と実感したのであった。 そう、そして、ほんと皆さんうまいんだよ! (楽器素人なので詳しいことはわからんが) 例えば、メレンゲを最初見た時には歌はすごく響くけど、 演奏は頼りないみたいな印象があった。 でも、アロウズにはそういう突っ込みどころがない。 ギター2本の絡みとか音とか相当好きです。ベースのリズムもメロディも。 ここまでメンバーさんが地に足つけて演ってきた結果だろうか、と思う。
岩原さんがアコギに持ち替えた「君なしのメロディー」、「大脱走」、 「オレンジバックビート」。聴きたかった曲たちが続く。 でも、一番のハイライトはやっぱり「恋する摩天楼」! 今日も坂井さんの「踊っちゃおっかな!」で始まったこの曲。 間奏部分が今日もかっこよかったー。そして笑った・・・ コーラス中にいつの間にかベースを置いて手ぶらになった、 キャンディさん・・・。 「ダンスミュージック カズダンス!」坂井さんのコーラスに合わせて 文字通りカズダンスを踊りまくる。にっかにかの笑顔。 相当楽しかったのであろう。 こっちも相当楽しかったよ。
熱い空気を保ったまま最後の曲、「さよなら おやすみ また明日」へ。 一日の終わりに助けてくれる曲。一緒に歌った。
アンコールは意外にもアコギを持って坂井さんが一人で登場。 手にはビール。おしゃれ番長さんがマイクを直す。 (おしゃれ番長さんが繋がった。納得だ。) 「初めて見る人もいるかもしれないけど、結構弾けるんですよ」 考えてみたらそうだよな。曲作ってるの坂井さんだもんな。 そして 「あの子は笑ったまま泣いてたな」 そう話してから弾き語りで歌った「ブリブラ」。 「君は泣いた笑ったまま寂しいだけど泣いてた」 染みた。
最後の最後はメンバー全員登場。 5人はそれぞれ5色のツアーTシャツ着用。まるで戦隊もののような配色。 前面には「DANCE」背面には「MUSIC」のプリント。 俺たちTシャツ売り5レンジャーみたいだなって、自ら言ってた(笑) しかし、シンプルでかわいかったので帰りに緑を買いました。 (バンドロゴのタグがまたかわいいのです。)
そして「BGMの向こう側」。 この曲も坂井さんのアコギから始まる。 最後の曲なのに、メンバーも楽しそうなのに、 こっちは純粋に楽しめなかった。 歌詞が痛くて。 でもライブは終わる。 楽しかった今日が終わる。 アロウズばっかり聴いてた今年の夏も終わる。
メンバーが下がっても拍手は続く。 そして!再びキャンディさん登場。 「みんなおっさんだからさー」ということで演奏は終わりとのこと。 しかし、何やら締めをするらしく、お客さんに締め方指導が行われる(笑) キャンディさん「せーの!」 お客さん「(手を上にあげつつ)わっしょい!」 なんじゃ、こりゃ(笑) でもこれで踏ん切りがついてQueを後にする。 楽しかった!でも終わっちゃった寂しさのほうが大きい。 メンバーさんに直接感想言ってみたりしたかったな。 それはまたいつかの機会に。
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